2019年の初仕事。

2019年の初仕事

2019-01-05


北東農園の2019年が始動を始めます。美味しいみかんをお届けできるよう頑張りますので、今年もどうぞよろしくお願いします。

年末30日から新年4日まで、袋掛けの終わっていない果実に群がる鳥たちの声を聞こえないフリをしてしっかりと休みを取らせていただきました。農業は「やることがない」ことがない職業なので、作業に追い詰められないためにもメリハリは大事なのです。

ただ、ひたすらもぐもぐタイムとごくごくタイムを繰り返していたせいで、冬眠前の熊の如く栄養を蓄えた腹回りの様子が気にはなります。朝ごはんを食べたばっかりなのに「まだ足りない」とお腹がグウグウ音を立ておりますが、それも聞こえないフリして長靴を履きます。合羽を着ます。毎年恒例の防除作業から始まります。寒いとです。

冬マシン。

寒い冬に活動する虫なんているのか?と思われるかもしれませんが、目的のミカンハダニは昆虫ではなくクモの仲間なので休眠期間がなく、年間10回以上繁殖を繰り返しながら果実や葉から吸汁する重要害虫とされています。ちなみにダニと言っても人間に危害はないです。

暖かくなると爆発的に増殖するので、活動の緩やかな今のうちに個体数を減らしておこうというのが今回の防除です。
資材(材料)は「マシン油」と呼ばれる水に溶ける油を使います。小さなダニにしか効果がない資材ですが、そもそも冬に虫はほとんどいないのでわりあい安心して使えます。これを樹全体に散布してミカンハダニの成虫とその卵を物理的に窒息させます。

現在樹に成っている「不知火」などの中晩柑類には散布せず、隔年結実区の生産後樹にもやらないので、全部で50aくらいの散布面積です。

お天気も続きそうだし、朝夕の冷える時間帯を避けて、2日ほどで終わらせる予定です。