2018-01-05
新年あけましておめでとうございます。
旧年中はいろいろとお世話になりました。今年もどうぞ北東農園をよろしくお願いいたします。
例年通り三が日は休みを頂き、年末に採り残していたものをすべて収穫して市場に持っていくというところから今年の仕事が始まります。
あからさまに重たくなった身体に鞭打ちながらも3時頃に収穫を終え、10kg入りの袋を20ほど軽トラに積み込んで、夕暮れの海岸線を40分かけて市場に向かいます。
人通りもまばらな普段の生活に戻った街は、先日まで初詣客で賑わっていた反動で、より淋しげな感じとなっています。
市場に着いてみると、みかんがほとんど並んでいないのが少し以外だったのだけれど、そういえば自分も開場初日に出荷するなんて初めてかもなあ。明日が雨予報でなけりゃ持って来なかったもんなあ。
とかボヤ~っと考えながら、40分かけてやって来た割には2分ほどで荷物をおろし終え、いつも居る10年来の馴染みだけれど名前を知らない係のおじさんと必要以上に深々と新年の挨拶をし、なんだかちょっとボ~っとしたまま帰路につくのでありました。
市場の壁には5日の初競りに向けて紅白の横断幕や式典の段取りなどを書いた紙が張られていて、そこだけはなんだか新しい意気込みのようなものが漂っておりました。
翌日は中晩柑(はるか)への袋掛け。
まだ重たい身体に鞭打ちながらも畑に出たはいいけど、小雨が降り出し冷えてきた足先から感覚が失せかける頃には、そそくさと作業終了の合図を自分に出す午前11時半。
昨日から続くボヤ~っとした感覚は風邪を引いたわけではなく休みボケおよび昼酒グセなのだから、一刻も早く通常モードに入らなきゃいけないんだぞ。と、冷蔵庫に顔を突っ込んだままボ~っと考えている自分。
いかんなあ。