2024-08-02
かれこれ3週間近く雨が降っておりません。降ってる所では降り過ぎなくらい降っているというのになんともちょうどええ感じにならんもんかなぁと思うわけですが、さらに今年の7月は平均気温が過去最高だったらしく、(らしいというか実感ありまくりです。)この2つが合わされば「過酷な夏」の形容がピッタリとハマります。
雨が少ないとみかんが美味しくなるなんてことが言われておりますが、そんな気楽な状況ではなくなっていますね。みかんにもいろいろと不具合が出て来てます。
体質の弱い幼木は2.3日目を離した隙に葉焼けを起こしてしまいました。
放っておくと枯れてしまうので、軸が茶色くなる前に地際まで切り戻して再生を祈ります。
成木でしかも着果負担の掛かっていない遊休樹でもこんな状態です。葉っぱは水分の蒸発を防ぐために細く丸まっています。せっせと水やりをして、普段はジャマでしかない雑草も土の乾燥を防いでくれるので手入れしておきます。
「ブラッドオレンジ(モロ)」も心配になるレベルの弱り方だったので、今年初めて灌水をすることに。
日に日に焼け果被害が増えてきたので急遽温州みかんにもホワイトコートを散布。(詳しくは前回のブログ「夏の白」にて)
収穫の早い「極早生みかん」で白残りしませんようにと願いつつ。
温州みかんにおいては萎びて完全に肥大が止まっております。こちらも過去にない頻度で水やりは続けているのですが、間に合っていないようです。
かといって灌水量が多過ぎると仕上がりの味や割れ果などの影響が出る恐れがあるため、あくまで慎重に行う必要があります。
「このままじゃ枯れてしまうよ~ん」と訴えが出ている樹から重点的に個別灌水と摘果(人力で実を落とすこと)で負担を下げて行きます。
とりわけ「極早生みかん」と「ゆら早生みかん」については、昨年摘果を怠ったがために樹を枯らし4Sサイズの超小玉を大量に出してしまったので、昨年の二の舞いにはならないぞと力を入れているわけですが、
ちょっと落とし過ぎたかしら…
まあいいや、これでこの先どうなるか様子を見て来年に繋げていくのだ!
天気予報によるとこの先お盆くらいまではこんなお天気が続くらしいので、しっかりと手入れを続けて行きます。