ちょっとソワソワしてきました。

ちょっとソワソワしてきました。

2024-09-25

いつまでも暑いなぁと思っていたら先日の雨で急に気温が下がりましたね。さすがお彼岸です。気がつくと畑脇の畦道に赤い花も咲いていました。さすがですね。

気温が下がってくるといよいよみかんの着色が進んできます。着色と言っていますが色を塗っているわけではもちろんなくて、緑色のクロロフィルが分解されてカロテノイドの黄色がでてきて最終的にアントシアニンのオレンジ色が発現してくるのを着色と表しています。

クロロフィル?カロテノイド?アントシアニン?などの質問にはお答えできる気がしませんのご遠慮下さい。。

「極早生みかん」の現在の着色状況。

こっちは昨年同時期の写真。今年の方がちょっと色づきが遅いかな?という感じです。

こちらは2019年。さらに早い。これはやっぱり今年の気温が高かったからということだと思われます。

まあ、このあたりの差についてはたいして気にする程のことでもなくて、気になるのはもちろん中身の味です。

まあ、味の記憶なんてね、特に私の場合まったくアテにならないものですから、定期的に計測している「糖度」なんていう美味しさを表すにはほとんど当てにならないもので比べるしかないわけですね。

一応ご報告までに申し上げると糖度的には今年と昨年がほぼ同じで2019年より高いというデータにはなっております。

酸味については計測する装置がないのでアテにならない私の味覚を辿るしかないわけですが、昨年より少し酸っぱいような気がして、2019年のことなんてまったく覚えていないということになります。

ということなので今のところで言うならば、順調にいけば昨年と同じか少し美味しくなるかも知れないという感じです。

とはいえこれからのお天気次第でどうにでもなってしまうものなので、「今んとこまったく分からない」が現状報告となります。

いったいなにが言いたいねん…

とか言いながら(話がしつこいw)販売用の収穫についてはもうちょっと先の話なのでひとまず見守りつつ、販売基準に至らないと思われる品種や区画や樹については、早めに収穫をして市場へ出荷することにしています。

この「販売基準に至らないと思われる」というのは、少しだけ残っている古い品種だとか日当たりの悪い区画とかみかんの成り数が少なくて美味しくなり難い樹のことです。

収穫を遅らせてもたいして美味しくならずに果皮の傷みが出てきます。なのでこういうものについては廃棄ロスを減らすために、着色を待たずに収穫をして市場に持っていくということになります。

じゃあ、市場に出す北東のみかんは不味いのかということになりそうですが、あくまで現時点で販売基準に満たないかも知れない微妙なラインを収穫ということなので市場の方は怒らないで下さい。

ちゃんと市場出荷基準というのもあり、それ以下のものについては廃棄処分としています。

この廃棄処分レベルをいかに減らすかが目下の課題となっております。

とりあえず酸味が抜けてそうなものを試し採りました。

青い…そして小さい…。

お詫び。

話は変わりますが、当サイトの販売開始をお知らせする「メールでお知らせ」機能が不具合を起こしておりました。
どうやら今年に入ってメール送信のセキュリティアップデートがあり、「メールでお知らせ」のご登録時にこちらからの確認メールがスパム扱いとなり、ご登録できていないという状況になっていたようです。
(スパムメール:受信者の意向を無視した宣伝メールのこと。)

数ヶ月まったく気がつかず。。

その間にご登録申請していただいた方々にはご迷惑をお掛けしましたこと、誠にお詫び申しあげます。

現在はご利用が可能となっています。もしよろしければご登録をいただければ有り難いです。

なお、すでにご登録頂いている方々につきましては改めての操作は不要でございますが、登録済みかどうか不明な場合は改めてお登録いただければと思います。(メールアドレスが重複して登録されることはありません。)

販売開始前はいつもバタバタです。不安と心配がいっぺんに押し寄せて来てプチパニックな状態が続きますが、これがやがて高揚感に繋がっていきますからあながち嫌いな感覚でもないのだねぇ。

不安からそして高揚感…

一般的には「開き直り」と言うそうです。

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