お手当

お手当

2025-12-16

今年も残りあと僅かとなりました。年の瀬とは無縁そうな畑の中でも、年内に収穫して市場に持って行きたい物や、できる作業はできるだけやっつけてゆっくりとしたお正月を過ごしたいなとか考えると、やはりいっぱしに慌ただしい気持ちにはなってくるものです。

とりあえず早急に必要なのは収穫の終わったみかんの樹への手当てです。
開花の5月からこっち着果ストレスや水分ストレスや夏場の環境ストレスなど、いろんなストレスに晒されてきたので疲れ切っております。

一刻も早く水分と栄養分を補給する必要があるのですが、そのためにはまず地面に敷き詰めたシートを外さなきゃなんない!

ということで、

シートの汚れや落ちた腐れみかんを洗い流します。

1枚20mのシートが約80枚。カーリングの選手くらい擦ります。

株元に丸めておきます。

食味の安定化を図るために雨の多い当地方ではほぼ必須とも言えるマルチシートなんだけども、いかんせん材料コストと展張、回収の手間がかかり過ぎです。20年後に同じ作業をこなせてる気がしません。どうすんのよこの先。。って毎年思いながらの作業となっています。とりあえず今年も終われてよかったです。

その次に栄養補給

冬になって地温が下がると肥料が効かないとか言われてるけど、撒き忘れて樹を枯らしたことがあるので効いているのです。なのでちゃんとやります。
こに時期の肥料は「秋肥」とか「お礼肥」とか言われていて、なり疲れの樹を元気づけるためには10-11月くらいに行うのが効果的なんだけど、完熟収穫でシート片付けたりしてると早くてもこの時期になるんよね。

とりあえず当園マルチシートのみかんは隔年結実なので、枯らしさえしなければ樹勢回復の時間はたっぷりありるので気楽です。

樹への労をねぎらいながら撒いていきます。

今年も少し枯らしてしまったなぁ。でもここ数年で一番少なかったなぁ。夏場の天気を思えば全体的には上手く行った方かなぁ。みかん作りがちょっとづつ上手になってきてるのかなぁ。気のせいかなぁ。。

とりあえず秋肥(冬肥だけど)が済むと1シーズンが終わった気がします。このあとは春柑橘の「不知火」や「ブラッドオレンジ」や「はるか」への袋掛けに向かいます。

年内に終わればお正月は呆けて過ごせるのだけれど、

終わらんよなぁ。。

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