2013年8月30日
極早生みかんの中でも一番早いのがこれ「日南の姫」。ひなのひめといいます。
もう2度と来ることはないだろうと思い込んでいた秋が、突然目の前に現れた感じのすがすがしい朝と夜。 昼間はまださすがにじりじりと焦げ付くような陽射しですが、そんななかゆっくりと着実に青みが抜けてきています。
この「日南の姫」という品種、手入れをしないとピンポン球くらいにしか大きくならないのだけれど、大きくしようとして水をやりすぎたり、摘果(実の小さいうちに間引いてやると残った実が大きくなります)が過ぎると、とたんに巨大化して夏みかんみたいになってしまうなんだか落ち着きのない品種なのです。ほかの生産者からはそんな話を聞かないので、たぶん土があわないのか、つくり方が下手なのかということなのでしょうか。
それにしても今年の場合は今までの失敗を生かすべく、水は少なめ摘果は少しでどうだ!とやっていたら、雨が降らないわ、異常な猛暑だわで、ピンポン球です。
いまさらながらに摘果をしつつ、食べてます。
小さいので剥くのが面倒くさいけど、おいしいです。