五月晴れの中の雨合羽。

2016-05-20

2016年5月21日(土)


ここ数日はよく晴れ、さほど暑くもなく快適に農作業が進んでいます。
とはいっても、昨年冬から遅れている作業スケジュールを未だ挽回できず、2月から続いている剪定作業がまだ終わっていない(笑)。

剪定の合間におこなっている施肥だとか防除だとかのタイミングは外すわけにはいかない訳で、さらに、間近に迫ったマルチシート展張を先延ばしにするわけにもいかず、正直焦っておるのであります。

防除。

そんななかでの防除作業です。「ついこの間やったばっかりやん。」という気もしますが、

前回の防除については5月4日の「花の満開と風」にて

花が咲いてから収穫までは気温も高く雨の日も増えてくるので、防除タイミングにとても気を使います。

病害の主な原因であるカビについては、常に無菌状態が望ましいのですが、大気中でそんなことが出来るはずもないので、雨の日数や気温や湿度などに注目しつつタイミングを計って殺菌剤を使用していきます。

殺虫剤については、これから冬までは害虫の繁殖期でもあるので、みかんにとって重大な被害を及ぼすであろう種類の虫やダニの発生時期に合わせて防除をおこなっていきます。

ちなみにダニというのは、人間や動物にくっついて吸血するやつではなく、果実や葉から吸汁するタイプのものです。

この防除のタイミングや使用する薬剤などについては、研究機関の出している資料を元にして、自分のところの畑やみかんと相談しながら「より少なく、より的確に。」決めていきます。

というわけで今回は。

花びらが落ちた後、最後まで幼果にくっついている雄しべからカビが付かないようにする殺菌剤と、栄養補給のカルシウムとアミノ酸を混ぜて散布。
花の時期が過ぎるとしばらく害虫の発生はないので殺虫剤はなし。

雨の心配がなく、気温も高過ぎないなかの防除作業は非常にスムーズに進みます。

五月晴れの中で雨合羽という出で立ちに若干シュールさを感じさせつつ2日ほどでつつがなく終え、今日から剪定のラストスパート(若干手抜きも含めて)です。