芽吹きの春。

芽吹きの春。

2025-03-30

中綿入りアウターから一気に半袖です。気温差が急すぎて風邪ひきそうですがたぶんひかないと思います。

暖かくなると自然界でもいろんなものが動き出します。庭先の桃の花がいっぺんに咲きました。テレビでは桜の開花も伝えられるようになり、いよいよ春が本番を迎えます。

そしてみかんの樹も活動開始です。

葉っぱの付け根から新芽が出てきました。すぼめた指のような部分が葉っぱで、その中に丸い蕾が入っていれば花が咲き、入っていなければそのまま伸びて枝になっていきます。

花が多ければみかんは豊作、少なければ不作という今年の作柄を占う大事な局面ですが、今のところはまだ5mmにも満たない長さなので、中身はまだ判別できません。

この花になるか枝になるかは、栄養状態や気候などが様々な要因が絡まっているため最終的にはみかんの気分で決まります。このみかんの樹をご機嫌にしてたくさん実を付けてもらうのが生産者の仕事となります。

早く知りたいっ!

まあ、焦らなくても1週間もすれば判別できるんですけどね。それから3週間もすれば花が咲き始め、1ヶ月もすれば実になり、半年もすれば収獲です。

その間に虫にかじられたり病気にかかったり勝手に落ちたり干ばつで枯れたり高温で煮えたり台風に吹き飛ばされたり長雨で腐ったりの危うさを背負いながらじっくりと育っていきます。

そういえば昨シーズンはみかんの値段が高かったですね。
2024年は記録的な不作といわれ、市場にみかんが入って来ないとか、長老のみかん生産者ですら経験したことがないくらいの不作だという声を聞きました。

元々みかんには一年おきに豊作と不作を繰り返す「隔年結果」という性質があるため、その年によって多少の変動はあるのですが、昨年においては多少の変動どころではない状況となりました。

聞くところによると生育の途中までは多少の変動内に収まっていたものが、夏場の高温と干ばつがあり、その後秋になっても気温が下がらなかったために生理障害が起こり、出荷できないものが大量に出たということらしいです。

これが全国的に起こったためみかんが品薄状態に陥ったわけですね。

結局は天気のせいということになるのですが、昨年だけじゃなくここ数年の天気によるダメージが積み重なって出た症状のようです。

昨年の天気が今年の作柄に影響するとなるとちょっと身構えますねぇ。みかんの機嫌を取るのが年々難しくなっている気がします。

そういえば米も高い。

今は落ち着いたみたいですがキャベツも高かった。

ぜ~んぶ天気のせいです。

JAの中抜きとか転売ヤーとかじゃなくてお天気です。

農作物はひたすら天気!

というわけでブラッドオレンジの収獲が遅れておりますが、気温が上がり雨も増えてきたおかげで、酸味が少しづつ落ち着いてきました。あと1週間ほどで収獲を開始する予定ですので、もうしばらくお待ちいただけるとありがたいです。

それまで風が吹くたびに外れたサンテの付け直しが続きます。

上部へスクロール