立秋。

雨と晴れ

2022-08-08


残暑お見舞申し上げます。

暑中の真っ只中ではありますが、昨日から挨拶が変わったそうです。

8月7日が秋の始まりなワケないやろ!としか思えないわけですが、中国の比較的寒い地域で決められた暦なので日本の気候とかは関係なく、また太陽の角度?で決められるため旧暦とかのズレとかでもなく、昔から今の時期が立秋なのだそうですな。

涼しくなるというよりは、秋の気配を感じる頃という意味合いらしいですが、昔と比べて気温が高い分、秋の気配なんてこちらに届く前に蒸発してしまっているのだろうなと思います。

年々気温と雨の量が極端さを増していて、全く雨の降っていない所もあり、水が氾濫している所もあり、人にとっても農作物にとっても厳しい環境になってきたなぁと感じずにいられない。

気候に関しては農業は常に対峙する仕事柄でもあるので、如何ともし難い部分は受け入れてはいるんだけれど、最近の燃料や肥料や資材の高騰に先行き不安が膨らんでおります。

市場出荷では価格決定権がほぼないので、何らかの救済措置が必要になってくると思うんだけれど、国から出されている案はどうも現場の感覚と大きくズレているなという感じ。

とはいえ、そんな心配をよそにみかんは収穫の秋に向かって一歩づつ進んでいます。あまり余計なことは考えず目を離さずしっかりと手入れを進めていくのであります。

でもこんな折ですから、台風とかには少し遠慮していただきたいと切に願っております。

極早生みかんの果肉が色味を帯びてきました。酸っぱさの中にもほんのり甘さも感じるようになってきました。