中晩柑の生育状況-2024年1月-

中晩柑の生育状況-2024年1月-

2024-01-14

仕事始めから10日経つというのに体がどんよりと重たいままです。食欲が正月のままというのが要因なのはもちろん、動きが緩慢になってる気がすごくしてて、最近動作が年寄りっぽくなっているなぁという自覚が芽生えているのね。衰えが芽生えるってヘンだけどこうしてどんどん歳とともに衰えていくのだろうなぁ、整体院で「歳なんやからストレッチくらいはせんとあかんで!」と言われたけど、でもまあ今日もご飯とお酒が美味しいのは嬉しいことだなぁ。

中晩柑の生育状況。

年明けから中晩柑のサンテ掛けを続けております。中晩柑(ちゅうばんかん)は温州みかん以外の柑橘類の総称で、サンテは鳥害防止用の果実に被せるストッキングのことです。

北東農園では現在「不知火」「ブラッドオレンジ」「はるか」「レモネード」が樹に成っていて、春からの収穫に備えています。

不知火

収穫期:3-4月頃

今年はヒヨドリが少ないなぁと思っておりましたが全然そんなことはなかったですw

今年の成り具合としては「着果量は例年通り少なく例年以上に小玉が多く例年通りに酸味が強い」っていう、「昨年に引き続き販売中止か?」という状況になっております。

特に昨年9月の台風直撃で倒れたものや、倒れなくてもちょっと押しただけでグラつくような樹が多数出ているため、収穫時に販売基準をクリアできるものがどれくらいあるのか分からないといった状況です。

2m以上の高さの樹が動くというのは根っこが相当傷んでいるということで、これはもう良品質のものが見込めないということになります。
樹齢も長いし早急に植え替えるべき段階なのは明白ですが、とりあえず今のところは慎重に手当てをしながらサンテ掛けを急ぎます。

ブラッドオレンジ(モロ)

収穫期:3月中旬頃

着果量は少なめでサイズは例年より少し大きめです。
なぜか色づきのやたらと早い枝がありまして、、

中晩柑の生育状況-2024年1月-

ただ、色が早いからといって味に違いがあるわけではなく、食べ頃にはまだ2ヶ月ほど時間を要します。

ちなみに切ってみるとこんな感じです。

果肉の色づきは例年並みでした。

はるか

収穫期:4月中下旬頃

今年はたくさん成っている分、少し小さめ(みかんの2Lサイズくらい)で果皮の薄いものが多いです。

調べたところによるとこれくらいが標準サイズだそうで、今までの4Lサイズのデコボコはるかは一体何だったんだ?!という気もしますが、なんだかちょっとダイナミックさに欠ける気もします。

トゲによる傷と果皮障害がネックとなっていて、味の評判が良い割に収益性が低くて栽培拡大に二の足を踏んでいる品種です。

切ってみました。

今のところ甘みも酸味もありません。

レモネード

収穫時期:4月下旬頃

着果量かなり少なめでサイズも小さめです。

貧相な写真しか撮れないくらい着果量が少ないです。少ない植栽本数ながら毎年そこそこの着果があったので、気を抜いてしまって手入れが行き届いていなかった結果です。
剪定からしっかりと手入れを見直しつつ昨年新植した苗木の育成もしっかりやって、早く安定的な生産に漕ぎ着けたいと思います。

しかしなんでしょう、サンテ掛けをしてると毎年必ず腰痛が出てきます。

軽い作業のはずなんだけどなぁ、、

やっぱり鈍っているのだろうなぁ。。