2018年2月6日
2月もすでに1週間を過ぎようとしていますが、ここで1月中に行った作業のおさらいをしておきます。
上旬(1月のね):仕事始めは毎年恒例の防除作業からです。
夏から秋にかけて激増するミカンハダニを冬眠中に減らしておきます。マシン油と呼ばれる油をどっぷり漬け込む感じで散布します。
現在果実が成っている品種と遊休区(隔年生産後の温州みかん)を除く40aを3日ほどで。
面積の割に時間がかかっているのは、朝夕が寒過ぎてやる気が出ず、昼間の1タンクのみの作業だからです。
その後は昨年中に終わらなかった中晩柑への袋掛け作業の続き。
例年に比べて鳥に食べられているものが少ないように思うけど気のせいだろうか。
中旬:これも昨年中に終わらなかった除草作業。
冬期は雑草の成長も鈍いとはいえ、この時期の除草作業が春以降の草量に影響するので徹底的に。
ただ、気温が低いと草を引き抜いた後も根の乾燥に時間がかかり、そのまま放っておくと再び根付いてしまうためすべて袋に入れて回収。
その後土づくりの一環として、腐植酸とマグネシウムの入った資材を土壌施用。
下旬:土木作業。
雨で流れてしまった土を元に戻し、通路および排水路の補修と整地。近年は一度の降水量が多くなっているため流れ出る土の量もかなり増えている。
清耕栽培(雑草を生やさない管理法)のデメリットを如実に感じながらも、当面はこのままの体制が続くと思われる。
エンジンがかかった途端にフルスロットルになる暴れ馬HONDAこまめ号年齢不詳を力でねじ伏せつつ、土を柔らかくしてから株元に運びます。
そんなこんなでこの他にもコマゴマとした作業や機械の整備やらでお百姓の日々は過ぎていくのであります。
昨年の作業日誌やブログを参照して、業務に遅れが出ていないと安心するのであります。