もうすぐ収穫が始まります。

2018-10-04大分-1

2018-10-05


相変わらず雨の日が続いている三重県熊野地方です。

秋の長雨とか秋霖とかすすき雨なんて呼ばれ方もするようですが、みかん、特に収穫期を迎えている極早生みかんにとってはなかなかキツイ天気です。

そして3週連続でやって来る台風の波音も近くで聞こえ始めております。

まるで何かを試されているかのようですが、多分なにも試されてはいないのでしょう。

この長雨もしくは秋霖もしくはすすき雨がもたらす実際的なみかんの影響といえば、日照の不足による色づきや糖度の上昇の抑制、雨を吸収することで酸味が抜けて味が水っぽくなり、果皮が軟弱化して傷みを引き起こしやすくなるといったところでしょうか。

つまりなーんも良いことがない。

私の目からは涙雨。

いや、笑えない。

あえて取柄を探すとすると夏場の猛暑でストレスが掛かり過ぎて枯れそうになっている樹がなんとか持ち堪えてくれるかもという期待。

収穫直前の状況報告。

というわけで、ネガティブなことを全部吐き出して気分が晴れた(祝)ところで現状報告です。

現在のところ、先述した雨の影響によるみかんの品質が下がっているのは確かではありますが、では、今年のみかんがゼンゼン駄目なのかといえば案外そうでもなくて、7-8月期の猛暑(すでに遠い記憶)がみかんに強いストレスを与えてくれたおかげでかなりの貯金があるのですね。

一度果実に貯められた糖分は薄まることはあっても消えることはないのです(実感だけですが)。

貯金を少しづつ切り崩しながらも長雨による悪影響を弾き返して凌いでいるといった状況です。

販売基準。

もちろん全部のみかんが大丈夫!!というわけでもなくて、駄目な樹もあれば大丈夫な枝もあるといった状況で、そこらへんは工業製品と違って農産物の難しいところではあるのです。

で、その良いもの(自信を持って販売できる)と、良くないもの(販売しないもの)との区別はどうやって付けているのかというと、私自身の目と手と舌で付けています。(ココらへんの感覚的なところが収穫を他人任せにできない理由であり、そのために収穫が遅れて廃棄処分が多くなる理由でもあるのですが・・・。)

で、その感覚的なところを数値化したものが北東農園独自の「食味レベル」になります。

食味レベルについて

当農園では糖度測定器を備えていないため、糖度などの数値は明記していませんが、お買上げの目安として食味レベルを5段階で表しています。 (レベル3を販売基準としています。)

※ あくまで当農園内での食味基準です。他農園や他品種との比較ではありません。

毎年出来る「レベル1~5」までのみかんの「レベル3以上を収穫し販売する。」というのが北東農園の販売スタンスとなっていて、「すべてのみかんをレベル3以上にする。」というのが北東農園の栽培スタンスとなっています。

販売前にお知らせしている食味レベルというのは、レベル3以上の販売基準をクリアしたものの中での平均値ということです。

で、今のところは雨のせいでレベル2以下の割合が多くなってはいるけれど、猛暑のおかげでレベル4以上がたくさん出来ていたのでまだまだ大丈夫。ということです。

 

説明が多くて結局何言ってんのか分からないという、いつものパターンに陥っております。

m(_ _)m

 

まとめます。

 

  • 今年も美味しいみかんはちゃんとあります。
  • ちょっと小さめで「菊みかん」ちょっと多め。
  • 全体量はちょっと少なめ。
  • 成熟はちょっと遅れ気味。

といった感じです。

兎にも角にも雨が止んでくれないと話が進まないといった状況です。販売前の食味報告などは週が明けてから出来るかと思いますので、もう少しお待ちくださいませ。