「寒打ち」作業。

冬の防除作業が終わり、貯蔵用の品種の収穫も終わり、樹上に残してあるものはすべて袋掛けしてひと段落です。

これから春先までの寒い時期は土いじりをします。

雨によって流れてしまった土を元に戻して畝をたてなおしたり、硬くなった土を耕して通気を改善していきます。

それと同時にやっておくのが「根切り」という作業です。

樹は成長して枝を伸ばし大きくなるにしたがって、樹全体へ養分を供給するために土中の根もどんどん伸びていきます。
土の中にある養水分を吸収する役割を持つ根ですが、食味に関係するミネラル養分は新しく出る細根から吸収されます。

年数が経ち古くなった根は、長く太くなり土中深く入り込んでいきます。
そうなると発根に必要な酸素も不足し、細根が出難くなってきます。
そもそも施用した肥料分が深い所まで届かないという状況になり、吸い上げるのは水分ばかりの、コクのない水っぽいみかんになってしまいます。

地上にある枝は剪定作業で日当たりや樹形を整えるのだから、地下の根っこも剪定する必要があるのでは?

ということで、長く伸びた古い根を途中で切って、また新しく出た細根から養分をたくさん吸収させて、おいしいみかんをつくろうじゃないか!

という理屈なのですが

合ってるでしょうか?

あまり他でやっているのを見たことがない 笑

でも「寒打ち」(冬場におこなう深耕)という言葉があるので、たぶん大丈夫です。

どうもはっきりとした効果や、確証というものがないままやっている作業が多すぎるような気も。

(^_^;)