2014.4.22
ひと雨ごとに寒さの残りが少なくなってきて、畑の中では色々なものがうごうごと動き出しています。 雑草が急に伸びだして、アゲハチョウは産卵場所を探して飛び回り、今年初のてんとう虫も見かけました。
新芽の頃
薄緑の小さな新芽に,白いつぼみが見えます。 新しい葉と花が同時に出る「有葉花」着花数がそれほど多くないので、あとの摘果作業が大変楽です。
こんなあからさまに花の多いのは、枝に直に花だけが咲く「直花」といいます。数が多過ぎると、養分競合を起こして実が大きくならないので、さらに人の手で落としたり摘果剤と呼ばれる薬剤を散布したりして、適正になるまで数を減らす必要があります。 こちらは今年休ませる樹。 剪定のとき、たくさん芽が出るように強く切り込んだために、花がほとんど付いていない状態です。 この芽を大事に育てて、来年たくさんの花が咲くようにします。 先月新しく植えた早生みかんも順調に芽が出てきました。 全体的には朝夕の気温が昨年に比べて低く、開花が遅れているようですが、雨が降ってその後気温が上がれば一気に進みそうです。