before breakfast-楽勝。

2015.7.29-1

2015年8月1日(土)

朝飯前:あさめしまえ [名・形動]

  1. 朝食を食べる前のこと。
  2. 朝食前は、空腹であまり時間もなく、簡単な仕事しかできないため、
    「朝食前でも出来る簡単なこと。」という意味。

前回の「散布する。そして雨が降る。」の続きです。

晴れマークがずらっと並んでいる天気予報を念を押すように確認してから、防除作業に取り掛かります。
黒点病予防の殺菌剤と、チャノキイロアザミウマ、カミキリムシ用の殺虫剤。品種によりアミノ酸とカルシウムをプラス。
今後、突発的な害虫の発生がなければ最後の防除です。

before breakfast

さすがに炎天下での合羽着用は自殺行為なので少しでも気温の低い時間に終わらせるため、陽が昇ると同時に作業開始です。

ひとりで1000ℓタンクを空にするのに3時間半。枝にホースが絡まって身動きが出来なくなるアホなトラブルに遭わないように慎重にホースをさばきながら、すべての枝葉の裏表に薬剤がまんべんなく付着するよう丁寧に散布していきます。

陽が高くなるにつれ、じりじりと刺すような暑さに包み込まれて体温が上昇していくのが分かります。水分は補給した分だけ汗となって漏れ出し、合羽と長靴の中に溜まっていきます。

何とか9時半にひと作業終わらせ、長い時間シャワーで頭を冷やした後、ビールをつかもうとする左手を右手でひっぱたいてやっと朝食。体力回復と塩分補給のために特大白干し梅は欠かせません。

そのあとは夕方からのダブルヘッダーに合わせて午後3時までインターバルを取ります。天気の良い昼間に若干の後ろめたさを感じながらも昼寝をしたりグダグダしたり。

朝飯前はともかく、朝飯後の過ごし方に間延びした感がありますが、体力温存のため致し方なしです。

「熱中症は癖になる。」と聞いていたので注意はしているのだけど、やっぱり夕方にはオーバーヒートしてしまうのだねえ。もともとボーっとしている性質なので明確な熱中症の自覚が出ずらいのだけれど、体の粗熱が夜になっても抜けていかず非常に寝苦しい。3日間の作業とはいえ、何らかの対策を取っていかないとなあ。