極早生みかんの状況はというと。

2015-09-22 日南

 

2015年9月24日(木)


シルバーウィークが終わるのを待っていたかのように雨が降り出し、熟期がまた足踏み状態です。

今年は着色が少し遅れ気味で、まだまだ青みが残っている状態です。
ちなみに昨年の今頃はというと

2014-09-19 日南の姫

こんな感じです。

約1週間ほどの遅れが生じております。果皮着色のほかに、糖度の乗りを判断するには葉っぱの色が薄くなってヨレていることと、樹全体がやつれていることが目安になるのですが、

今年は雨の多かった昨年にもまして、葉っぱの色が緑濃く元気に見えます。
これはまだ養分を使い切ってはおらず熟期が遅れることを示唆していて、この状況からみると「今年はダメだあ!」となるハズなのですが、糖度を測ってみると昨年と同レベルかそれ以上になっていたり、昨年は見られなかった「菊みかん」があったり、数日の晴天で一気に全身したり、少しの雨で大きく後退したりと、ちょっと現時点での判断がつかない状況となっています。

あと1週間もすれば今作の食味評価が定まると思いますので、その時にキチンとお伝えしたいと思います。

とりあえずは「完全着色」までこのまま様子を見ながら待つしかないわけですが、気を揉み過ぎるあまりか、夜中に奇妙な夢を見て目が覚めてしまうのは勘弁して欲しいものです。