2025-06-10
今がちょうど見頃だということで行ってまいりました名もなき池。上の写真ですと鯉が泳いでいるただの池ですが、実際はもっと綺麗で少し不思議な感じのする場所でした。
それにしても隣県なのに遠かったなぁ。隣県からしたら「いや知らんやん、あんたの所が細長いからですやん、しかも一番下からですやん。」てことなんだけどね。
そんな池の中で鯉は優雅に泳いでましたね、コイはいつでも知らん顔です。
で、梅雨前の貴重な晴れ間に遊びに行ったおかげで、帰ってきてからの防除が大慌てでございました。
前回防除から3週間経ってて、ちょうど薬効が切れる頃で、この後梅雨入りでしばらく雨続き!
そんなタイミングでのマシン油を使った防除は、散布後に雨が降るまで3日の猶予が欲しいところが天気予報では2日しか猶予がなくて、なんなら夜に通り雨があったみたいで、効果は絶対的に微妙な感じだけど絶望でもないといった感じ。
*マシン油(乳剤):水に溶けるほど高度に精製された油。呼吸器官を油で覆って窒息させる効果があります。6月での使用は非常に小さな「ミカンハダニ」のみに効果がある。
*ミカンハダニ:体長0.4mm前後。主に柑橘の葉や果実を吸汁し果実品質を落としたり樹勢の低下を招く。年間10世代以上の繁殖力がある最重要害虫の一つ。
夏から秋にかけて「ミカンハダニ」が発生すれば今回の防除が上手くいかなかったことになるのですが、答えが出るのはもうしばらくしてからですね。
そういえば就農したての頃に先代から「マシン油は散布後3日間雨が降らない日を選べ!」と教えられて鵜呑みにしてたのですが、この「3日」の根拠がネットや文献探しても見当たらないんだよね。冬の散布時だけのことなのかなぁ。いつもの親父の俺流だったのかなぁ。とか思いつつ、まあ、ここ10年近くは被害が出ていないので大丈夫っしょ!と楽観はしております。
このあとの防除は天気と雨量を測りながらの殺菌剤と、発生する害虫に合わせて殺虫剤で対応していきます。
とりあえずマシン油防除が終わりホッとしたところで未だに終わっていない剪定作業に戻っているのですが、雨の中で枝葉を触っていると袖口から雨水が流れ込んできて超絶不快です。
袖口濡らして肘を通って毛細血管がいっぱい詰まっている脇に流れ込んでくる頃には「もう帰りたい…」しか考えておりません。
どうやら梅雨入りしたみたいだし、昨年より10日以上早いし、今年はたくさん雨が降りそうだし、これがしばらく続くと思うと気が重いなぁ。。