雨の少ない夏。

2016年8月17日(水)


台風の接近により、久しぶりに雨空が広がりました。
一ヶ月以上半乾燥が続いていたので、お盆休みの間も散水作業をしている風景があちらこちらで見られましたが、これでしなびていた作物も人間も一休みです。

熊野地方では台風の直接的な影響もなく、今日の花火大会も予定通り開催されるみたいで、とりあえず良かったが重なった感じで、気分が良いです。

ただ、この数日で降った雨の量は数mmということで、欲を言うならもう少し多くても良かったかな。

露地みかんの場合は、雨が少しでも降れば葉や実から吸水して、しなびが解消されるため一時的に元気になりますが、地下に届く雨量が少ないと根に届く前に蒸発してしまい、天気が回復した途端に元のしなび状態に戻ってしまうのですね。

できればこのままで。

みかんは年間約1200mm程度の雨が必要です。日本での年間平均雨量は約1700mm、三重県熊野は約3000mm(笑)。
単純に熊野地方でみかんを作るには1800mm余分です。

夏場に雨が少ない年はみかんが美味しくなると言われていますが、日照りが続けば樹が枯れるわけで、余分な水を吸わせず、足りない時に足りない分だけを補給してあげることが出来ればよいのですね。

ちなみに降水量のmmという単位は、溜まった雨水の深さを表しています。1m³のマスに10㍑の雨が入れば降水量10mmということです。

つまり、春から梅雨の時はしっかりと雨が降って、夏場は毎日1mm程度の夕立、そして台風は上陸せず、秋雨は出来れば短めで!というのが、みかんにとってのベストな雨の降り方となります。

ここまでのところ夏場に入って晴天が続き、足りない分の水補給は上手くいっています。台風はまだ来ていないし、当たり前だけど秋の長雨もまだ。

このまま上手く行き続けるとも思えないけれど今のところは順調です。

山登りでいうとまだ5合目くらいですけどね。

ちなみに糖度は現時点で過去最高レベルです。