2017年ブラッドオレンジが仕上がってきました。

2017-02-27モロ

2017年3月4日(土)


3月に入りすっかり春めいてきた熊野地方ですが、皆さんのところはいかがでしょうか。これから北東農園では春の柑橘が続々と仕上がりの時を迎えます。

2017年の最初は、知ってる人にはお待ちかね、そして初めて見る人には衝撃の柑橘「ブラッドオレンジ」です。

ブラッドオレンジ

ヨーロッパでは古くからある定番のオレンジで、以前には(と言っても数十年前)果実の輸入が行われていた時期もありましたが、ナイフを入れた時にちょっとした事件現場の様相を呈するその毒々しい色と、なにより「血みかん」と直訳されたネーミングのおかげであまり売れなかったという経緯があります。

その後’80年代後半のイタ飯ブームが起こった時には、検疫問題により輸入制限が掛かっていた不運もあり、日本ではなかなかメジャーになることのないオレンジでした。

最近になってこの輸入制限が解かれると同時に、昨今の温暖化に対応する新たな柑橘品種として、日本国内でのブラッドオレンジの栽培が始まったところです。

以前は「キショイ、怖い」と敬遠された「血みかん」も、時代が変わり「Blood Orange」「南ヨーロッパ」「ポリフェノール」「健康」のキーワードを散りばめて、新たに売り出しを図っているところでございます。

北東農園でもこの流れに乗っているのでございます。

初めて現物を見た時に「ゲゲェ~Σ(゚Д゚|||)」とオノノイてしまったことは内緒です。

Arancia Rossa di Sicilia

さて今回紹介させていただくのはブラッドオレンジの中でも早熟系の「モロ-moro-」という品種です。

「シチリアの赤いオレンジ」と呼ばれる「モロ」種は、代表的な品種「タロッコ」種と比べて小玉(標準で温州みかんのMサイズくらい)ですが、いくつかあるブラッドオレンジの中で最も赤みが強く出る品種です。

そしてベリー(野苺)を思わせるような独特の酸味があり、香りも芳醇です。

果皮や果肉の赤い色はブドウなどに含まれているポリフェノールの一種、アントシアニンの色素によるもので、絞った果汁は赤ワインのような色となります。

moro

果皮の赤色は、葉っぱの影になる部分は着色が進まなかったり、逆に日光にさらされ過ぎると退色するため、均等な赤色ではなくまだら模様となります。
果肉については気温や土壌の質や乾燥状態(特に冬場の)によって赤みの出具合が変わってくるみたいですが、色と味との関係性はあまり無いようです。

栽培量が少なく短期間の販売となりますが、ぜひこの機会にお試しください。

ブラッドオレンジ「モロ」

販売期間:3月7日~下旬(無くなり次第終了です)

2kg(約20ヶ):1,800円
5kg(約50ヶ):4,000円(税込、送料別)