2023年「ゆら早生みかん」販売のお知らせです。

2019年極早生みかん販売のお知らせです。

2023-12-1

「極早生みかん」の販売が終了してから約2週間ほど経ちましたが、お届けしたみかんが果たして美味しく食べてもらえただろうか?傷んだりしていないだろうか?そろそろ在庫が無くなった頃だろうかなぁ?とか考えながら「ゆら早生みかん」の収穫をなんとか終えることが出来ました。(なんとかの内容は前回のブログを参照して下さい。)

お手拭き必須みかん。

「ゆら早生みかん」は丸い形が特徴で、名前に「早生」と付いていますが、9-10月の時点で既に食味が良いために「極早生」の一面も持っているちょっと変わった品種です。当園では完熟収穫を基本としているため、11月下旬まで樹で成らせておいてから「早生みかん」として収穫しています。

また、糖度が高く味が濃い特徴もある反面、小玉になりがち、じょうのう(中袋)が薄くて崩れやすいなど、ちょっとクセのある品種でもあります。特にうちのゆら早生みかんは果皮(の下半分)とじょうのうが癒着しているものが多くて非常に皮が剥き辛いです。食べる時はお手拭きが必要です。

今のところまだ栽培面積が小さいので、一旦すべて収穫して収量と箱数を把握してから販売開始という流れになっているのですが、今年もまた圧倒的に数が足りなくてご迷惑をかけること必至の状況となっています。

2023年の出来栄え。

昨年は収穫間近になって多数の果皮障害が出してしまい、やむなく販売を中止となりましたが、今年はなんとか収穫までこぎ着けることは出来ました。しかしながら元々栽培量が少ない上に小玉が多く、全体的な収穫量としては少ないといった状況となっています。

したがいまして「ゆら早生みかん」の販売につきましては、5kg箱の販売は行なわず、2.7kg箱のみとし、さらにお一人様1箱の限定販売とさせていただきます。
できるだけ多くの方にお送りしたいと思っていますので、なにとぞご理解を頂きたいと思います。

*「極小3S サイズ」との同時購入は可能です。

収穫量に関しては栽培面積を増やしているところですが、なにぶん育成に長い年月を要しますので供給不足の解消までにはあと数年かかりそうです。

サイズに関しては2Sサイズが中心サイズとなります。
北東農園の「ゆら早生」としては安定の小玉です。先日まで販売していた「極早生みかん」も小玉傾向ではありましたが、さらに小さい3Sサイズに近い2Sサイズの割合が多くなります。


夏場の干ばつの影響を受けて果皮の下部が硬化してじょうのう(中袋)と癒着したものが多数出ています。
この「ゆら早生」はただでさえ薄く破れやすいうえに果皮に張り付いているため、非常に剥き難くなっております。

*ヘタの方に爪を立てて半分に割り、次にお尻の方から丁寧に皮を剥ぎ取ると被害が最小限に抑えられます。

そして一番重要な食味の方ですが、こちらは例年通りのお味です。
強い甘みに酸味が合わさってクドめの仕上がりとなっています。

ということで、2023年北東農園「ゆら早生みかん」の食味レベルは…

食味レベル:3

「ゆら早生みかん」に関しては天候の影響を受けることなく毎年安定していますが、大きさと果皮の剥き辛さを考慮してお買い求めいただければと思います。
また、例年ご好評を頂いている「極小3Sサイズ」も同時に販売いたします。(こちらはさらに剥き辛いです)

食味レベルについて

北東農園では、みかんの美味しさを、甘み、酸味、旨味を総合的に5段階で評価しています。
販売基準のレベル3以上と判断したものだけを厳選し箱詰めしています。
その年の平均レベルを表示することで、ご購入の目安になればと思っています。

食味レベル美味しさ販売の目安
1美味しくない販売しない
2あと一歩販売しない
3美味しい販売
4とても美味しい販売
5とびきり美味しい販売
  • 糖度はあくまで栽培上での目安なので表示はしません。糖度、酸味、旨み等を総合的に判断して決めています。
  • レベル3以上は区別せず箱に入ります。
  • 同一品種を対象としているため、同じレベルでも「極早生みかん」と「早生みかん」では美味しさが違います。
  • あくまで当農園内の独自基準で、他産地や他の生産者との比較ではありません。

詳しい商品内容の確認や、ご注文はこちらから。

この後は12月上旬「田口早生みかん」、12月下旬「尾崎中生みかん」と続きます。
こちらも収穫量が少ないため限定販売の予定です。予めご了承下さい。