2024年「ゆら早生みかん」販売のお知らせです。

2019年極早生みかん販売のお知らせです。

2024-12-1

生育が遅れていた「ゆら早生みかん」の収穫がやっと終わりました。

先日まで販売していた「極早生みかん」と違い、早生みかん以降は栽培量が少ないため一旦全部収穫してから販売数量や商品内容を決めるという方法を取っています。

で、心労の絶えなかった今年の「ゆら早生」、色づきが遅いとか味が乗ってこないとか小さいとかさんざん泣き言を垂れていたのですが、いざ収穫の段になれば小さいこと以外はだいたい例年並みに仕上がってきていて、ひとまずあの苦悩はなんやったん?くらいには安堵しております。

お手拭き必須みかん。

「ゆら早生みかん」はコロコロとした丸い形が特徴で、名前に「早生」と付いていますが、9-10月の時点で既に食味が良いため「極早生」の一面も持っているちょっと変わった品種です。当園では完熟収穫を基本としているため、11月下旬まで樹で成らせておいてから「早生みかん」として収穫しています。

また、糖度が高く味が濃い特徴もある反面、小玉になりがち、じょうのう(中袋)が薄くて崩れやすいなど、ちょっとクセのある品種でもあります。特に当園の「ゆら早生みかん」は果皮(の下半分)とじょうのうが癒着しているのもあり非常に皮が剥き辛いです。食べる時はお手拭きが必要です。

2024年の出来栄えと商品内容の変更につきまして。

今年もなんとか収穫までこぎ着けることは出来ましたが、元々栽培量が少ない上に今年は特に小玉が多く、全体的に見ると3S~2Sサイズが中心でS~Mサイズがほとんどないといった状況となっています。
今まではレギュラー(2S~M混合)と規格外品(3S)の2種類を販売しておりましたが、販売数を確保するため3Sをレギュラーサイズに格上げさせていただきます。(できるだけ2Sサイズに近いものをお入れします。)
従いまして「極小3Sサイズ」の販売はありませんのでどうかご了承下さいませ。

  • レギュラー:2S~M→3S~S
  • 規格外品:3S→販売なし
  • 2.7kg箱のみ

商品内容:2.7kg

できるだけ多くの方にお送りしたいと思っていますので、なにとぞご理解をいただけますようお願い申し上げます。

果皮とじょうのうの癒着

果皮の下部が硬化してじょうのう(中袋)と癒着したものが見られます。
これは夏場の水分不足による現象と言われています。
この「ゆら早生」はただでさえ薄く破れやすいうえに果皮に張り付いているため、非常に剥きづらくなっております。

*ヘタの方に爪を立てて半分に割り、次にお尻の方から丁寧に皮を剥ぎ取ると被害が最小限に抑えられます。

そして一番重要な食味の方ですが、甘みは例年並みで酸味はちょっと少なめ?な感じで、ほぼ例年通りの仕上がりとなりました。従いまして2024年北東農園「ゆら早生みかん」の食味レベルは

食味レベル:3

  • 例年より小玉が多い(3S~Sサイズ)。
  • 甘みは同等。
  • 酸味はちょっと少なめ。
  • 相変わらず皮が剥きづらくて食べにくい。

今年は特に小玉のため食べづらくなっています。今までサービス価格で提供していた3Sサイズも入りますので割高感もあります。気になる場合はご購入を控えることもご検討くださいませ。

食味レベルについて

北東農園では、みかんの美味しさを、甘み、酸味、旨味を総合的に5段階で評価しています。
販売基準のレベル3以上と判断したものだけを厳選し箱詰めしています。
その年の平均レベルを表示することで、ご購入の目安になればと思っています。

食味レベル美味しさ販売の目安
1美味しくない販売しない
2あと一歩販売しない
3美味しい販売
4とても美味しい販売
5とびきり美味しい販売
  • 糖度はあくまで栽培上での目安なので表示はしません。糖度、酸味、旨み等を総合的に判断して決めています。
  • レベル3以上は区別せず箱に入ります。
  • 同一品種を対象としているため、同じレベルでも「極早生みかん」と「早生みかん」では美味しさが違います。
  • あくまで当農園内の独自基準で、他産地や他の生産者との比較ではありません。

12月2日お昼12:00から販売を開始いたします。

詳しい商品内容の確認や、ご注文はこちらから。

この後は12月上中旬「田口早生みかん」、12月下旬「尾崎中生みかん」と続きます。
こちらも収穫量が少ないため、今のところ販売は未定となっています。予めご了承下さい。

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