2013年9月13日
9月も中旬に入ってきました。 昼間はまだまだ30℃超えの日々ですが、じゅうぶんに冷やされた風が作業でこもった熱気を下げてくれます。
昼夜の温度差が大きくなってくると一気にみかんの着色が進んできます。
この「日南の姫」は順調に行けばあと2週間くらいで収穫を迎えます。 潅水と先週の雨を吸って、肥大も進みました。 とはいっても2S~Sサイズくらいの小玉です。なかには3~4S くらいの超小玉もあります。
食事(肥料)及び水分を制限しているために、果実の成長が抑えられてしまっているのです。 通常みかんは個数ではなく重量で取引されます。当然みかんが小さいと収穫量も少なくなります。
しかも2S以下の小さなものは流通に乗り難く、安値になってしまいます。 なので、ほとんどの生産者の方々は小玉になりそうなものは切り落として(摘果といいます)残った果実に養分を送るようにして肥大を進めて、M~Lサイズのものをつくるようにしています。
では北東農園、なぜわざわざ小さいみかんにしているのかというと、 「おいしいから」 です。 「ものすごくおいしい」という特徴があれば差別化出来るのではないかと思っています。 おいしいから高く買ってもらえるのではないだろうかと思いながらつくっています。
実際は...どうなんでしょう。 なんとなく「大丈夫じゃないかなあ。」 という感じです。 もっと頑張ります。 誰に言ってるんでしょうか 笑。