2023-12-27
久々のブログ更新です。
10月に「極早生みかん」が始まってから約3ヶ月、今シーズンの温州みかんがすべて終了しました。
お買い上げいただいた方々に感謝を申し上げます。また、購入をご希望されながらもお買い求め頂けなかった方々に心よりお詫びを申し上げます。
こう言うとものすごくたくさん売れているみたいに聞こえますが、実際は収穫量的に余裕を持って販売できるのが「極早生みかん」のみで、以降の「ゆら早生」「田口早生」「尾崎中生」については栽培面積が各0.5a以下で収穫量が数百kg以下という状況となっています。
「数百kgもあるんかい!」という声も聞こえてきそうですが、その中からサイズや食味基準や外観などの基準を満たすものを選別すると、販売できるのが数十箱以下となってしまいます。
ということで即売り切れの原因が「お客さんの数より少ない箱の数」ということで、決して売れすぎて困っちゃってる訳ではないのですね。
結局、早いもん勝ちみたいな事になってしまって、買えなかった方の不満は容易に想像できるワケで、、
もうね、そんなんだったら売るなよ!っていう話なんだけど、ありがたいことにご要望もあるし、せっかく美味しいみかんが出来たのだから少しでも買ってもらいたいっていう気持ちもあって、たとえ10箱でも販売するというスタンスを取らせていただいてます。
この状況を打開するには増産しかないのは明々白々です。当初は多過ぎる「極早生みかん」をなんとか捌かなければ!というところから始まったみかん販売ですが、「極早生みかん」を買ってくださった方が「ゆら早生みかん」もお求めいただき、そのあとの「田口早生みかん」をご要望いただき、お正月用に「尾崎中生みかん」が欲しいと言ってくださる。
ホンマにありがたいことです。
なんとしても要望に応える必要があるので増産体制をさらに加速させます。そのために来春植えの苗木を過去一の本数を手配しました。ユンボも買いました(昨年ですけど)。
寄る年波のことは一旦棚上げして、あと2-3年で改植を済ませる予定です。
果たして作業時間は確保できるのか?
体力は持つのか?
しかも柑橘ゆえに苗木を植えてから初成りまで最短で3年(育苗がヘタなのでたぶん4年)、それから樹が大きくなって十分な生産量が確保されるまでさらに数年かかる予定です。
それまでお客さんを繋ぎ止めておくことは出来るのか?
とにかく謝ったり笑って誤魔化したりしてなんとかしのぎ切る決意だけは満々です。
どうか気を長くしてお付き合いをいただければありがたいなと思う次第です。