2025-07-26
朝っぱらからクマゼミがうるさい。五月の蝿じゃなくて八月の蝉と書くべきだ思うくらいうるさい。
蝉は土中で7年過ごしたあと地上に出て一週間の命とか言われているけど一週間経っても静かにならないのは、きっと次から次へと土の中から出てきているのだろうと思われる。
どんだけ土の中に蝉おんねん!!
昼間の暑さは長時間の作業を妨げる。
木陰に座り込んで後ろ手をついてぼんやり上を眺めていると、そよそよとしたゆるい風でも心地良い。
空は雲を溶かしてこれでもかというくらい青く塗り潰されている。
腕を流れ落ちる汗がゆっくりと乾いていく。
入れ替わりに蟻ん子が登ってくる。たまにムカデも登ってくる。やめてほしい。
黒点と白粉。
前回防除から3週間以上経っているのと、こないだの大雨で薬効が切れているはずということで防除を行いました。
雨が降るとカビ菌が繁殖し害虫の発生も増えてくるので、雨が上がってこれから晴天が続くと思われるタイミングでの定期防除です。
黒点病を誘発するカビ菌と、冬場を除いて繁殖を繰り返すアザミウマ類やダニ類、そして最近問題になっている日焼け。
これらに対応した殺菌剤と殺虫剤を混ぜて散布します。
果実の日焼けはここ最近の35℃や36℃や37℃や38℃なんていうアホみたいな気温のせいで起こる症状で、ここ数年で急に問題となってきたものです。
地球温暖化の影響がぁ~なんて地球規模での大きな事を考えても仕方がないので、とりあえず果皮の表面温度を下げたい。私は雲を呼び寄せる能力を持ち合わせていないのでホワイトコートなる資材を使って樹を白く覆います。
ここいら辺は昨年のブログ「夏の白」で書いていますので参考にしてみて下さい。
この資材は粉状になっていて水で溶かして使用するのですが、25倍とか50倍という高濃度で使用するため、500Lの薬液を作るのに50倍で10kg溶かさないといけない。これがすげーめんどくさい。
天ぷら粉10kgをダマにならないように溶かすのくらいめんどくさい。25倍なんてとてもやる気が起きない。
水を入れたバケツに粉を適当量入れて、ひたすらかき混ぜてから濾してダマがないのを確認してからタンクに入れていくという作業をひたすら繰り返します。10kg溶かすのに30分以上かかリます。
というかその前に袋開けるのがめんどくさい。
開け口が糸で縫われている昔ながらの紙袋。ハサミで切っちまえば良いのですが、キレイに解けたあの時の快感が忘れられなくて。。。
今年もまた引っ張る糸が見つけられず一目づつ引きちぎることになるわけで、ここですでに30分が経過。日暮れがどんどん近づいてきます。
しかし今年の私には強い味方がいます。
ホームセンターで見つけたペンキをかき混ぜるやつ!
5分で出来ましたw
今まで気づかなかった自分を叱りつけてやりました。
気温が下がる夕方を選んでの作業とはいえ合羽着ての作業は苦行でしかない。補給した水分は即座に汗となり滝のように流れ落ちて長靴に溜まっていきます。
ちなみにこの白い斑点は雨が降るたびに少しづつ落ちてくるので、それまでに気温が落ち着いてくれないと再度散布することになります。それは勘弁してほしいと願うばかりです。
ただ、温州みかんについてはこの白い斑点が消えるまでに収穫を迎えてしまい、なんだか汚れているように見えるのも嫌だし拭き取るのも面倒なので使わずに済ませます。
日焼けたら諦めて捨てます。
美味しいみかんは日焼けしない。
なんとなくそんな気がします。
しらんけど。
みたいな。。