2025-08-27
10年ぶりくらいに笑いながら目が覚めました。
最近はテレビを見て笑うことがほとんどなくなってしまったし、歳のせいか腹を抱えて笑うというような出来事もない。
そんななか、自分が操縦する戦闘機に置いてけぼりにされただけなのに、夢から覚めたあとも腹筋がよじれるほど笑えてしまうのは、たとえそれが夜中の2時であったとしても楽しいことなのだなぁ。
たぶん疲れが溜まっているのだろうかなぁ。
そして極早生みかんの樹も疲れていて、日課と化している水やりでなんとか生き長らえている状況です。
例年だと8月下旬から9月は雨季じゃないかと思わせるくらいの長雨に悩まされるのですが、今年は本当に雨が少ないです。
天気予報でも2週間先まで傘マークが付いておらず、樹を枯らさないことが目下の最大の最重要な課題となっておりますね。
潅水量を控えていたことが衰弱を進めてしまっているのは分かっているのだけれど、大量の水やりで回復させたとして、その後に長雨が来ると仕上がりの味に影響が出るのは避けたいわけで、結果、腰の引けた水やりとなっております。
もうちょっと天気を読めばよかったな。。
ちなみに極早生みかんでも品種によって樹勢が違うので、状況が違うし水の要求量も違います。
ウチで言うとトップバッターの「紀南1号」はヨレヨレで玉サイズ小さく、「日南」は多少元気でサイズまあまあ、「ゆら早生」は水の要求量が多いため1.5倍の潅水量でかろうじて耐え凌げているといった感じです。
早生みかん以降の品種については樹勢の強いものも多く、いまのところ少ない潅水量でも元気です。
その他「ブラッドオレンジ」と「はるか」は、たまにホースで水を撒いておけば大丈夫だし、「不知火」に至っては水は多いほど喜ぶので、電気代が心配になるほど水を送って順調に育っているといった状況です。
ということで元気の良い品種については後回しにしておいて、手のかかる極早生みかんの潅水量をもう少しだけ増やしつつ摘果で戦況維持を図っていきます。
戦闘機は持っていないので人海戦術です。
ひとりですけど。
摘果。
摘果というのはその言葉通り実を摘んで数を減らす作業のことです。
なり数が多いと養分の分配量が足りなくなって実が大きくならないとか隔年結果を引き起こすとか枝が枯れるというようなことが起こってしまうので、適正な数に間引いていくということです。
特に今年のような天気ではいつもより数を減らさないと、4S~5Sサイズの売り物にならないものを大量生産してしまって、挙げ句に次の年に実が付かないとか枝が枯れるとか樹自体が枯れるとかの事態を引き起こします。
隔年で作っているのなら翌年に実を付ける必要はないじゃないかと思うのですが、今年はその段階はすでに通り過ぎていて「早く摘果しないと枯れちゃうぅ!!」段階に入っております。
樹勢の弱い樹やたくさん実が付いている細い枝を中心に、小さいのとか傷が付いているのとか実が萎びているものを重点的にドバドバちぎっていきます。
こないだまでは全部の実が順調に育ってて「よ~し今年は大豊作で大儲けやぁ~♡」とか思っていたのに
「やっぱり今年もおんなじや内科医!!」
「なんでもうちょっと天気読まれへんかったんやぁヽ(`Д´#)ノ」
「空気読まれへん人間が天気読めるかっ!」
とかぶつぶつ言いながらむしり倒しているのでございます。