2025年「極早生みかん」販売のお知らせです。

2025年「極早生みかん」販売のお知らせです。

2025-10-12

南国三重県熊野地方でもさすがに朝晩は肌寒くなってきました。

9月の中旬には早採りとして店頭に並んでいる「極早生みかん」ですが、10月中旬になり昼夜の気温差が大きくなると一気に色づきが進んできます。色づきが進むにつれて甘みが増して酸味が抜けてきます。

みかんたちが「そろそろ採ってもいいよ!」と教えてくれていますので、北東農園のみかんシーズンを始めたいと思います。

2025年の出来栄え

夏場の高温と干ばつが毎年恒例になってきている中、なんとか今年も実りの秋を迎えることができました。

昨年は着果多過に加え夏場の高温干ばつにさらされたため、超小玉を量産して樹の枯死も多発するという経営的には散々な年だったので、今年は同じ轍を踏まないように対処してきたつもりだった…のですが、

自然ははいつも斜め上を越えてきますな…

ふふっ…

今年は花が多くその後の自然落果も少なめでした。これは昨年に引き続き大豊作により小玉化必至だなぁということで、せっせと養分供給を行ったところ、6月までは雨が多いこともあって順調過ぎるくらいの生育。

今年は一転豊作な上に大玉傾向かなぁ、嬉しいなぁ、と思っていたら、まさかの7月上旬に梅雨が明けてしまいその後3ヶ月ほとんど雨が降らないというね。。

やっぱ小玉じゃん!いやもうこれは小玉どころじゃない!干ばつと着果過多でまたまた枯死必至じゃないかっ!!

ということでほぼ毎日水やりをしながら3Sとかの超小玉を大量にちぎり落として…

なんとか昨年のような樹の大量枯死は免れた?

というような状況となっております。

まあ、お客さんにとっては聞きたいのは泣き言よりみかんが美味しいかどうか。「今年はどうですか?」と聞かれたら、ニヤッとするくらいの出来にはなったかとは思います。

で、全体的な出来栄えとしては

  • 干ばつ対策で潅水量を増やしたおかげで肥大が順調に進み、2S~Mサイズがまんべんなく揃いました。
  • 3Sサイズもそこそこあり。
  • 潅水量を増やし極端な水分ストレスがかからないようにしたため「菊みかん」は少なめ。
  • 相変わらず果皮のキズ汚れが見られます。

ということで2025年北東農園「極早生みかん」の食味レベルは

食味レベル:4(昨年と同等)

強い味の「菊みかん」は少ないですが、全体的に濃く良い味に仕上がったのではないかと思いますので、昨年と同様の「食味レベル:4」としました。

食味レベルについて

北東農園では、みかんの美味しさを、甘み、酸味、旨味を総合的に5段階で評価しています。
販売基準のレベル3以上と判断したものだけを厳選し箱詰めしています。
その年の平均レベルを表示することで、ご購入の目安になればと思っています。

食味レベル美味しさ販売の目安
1美味しくない販売しない
2あと一歩販売しない
3美味しい販売
4とても美味しい販売
5とびきり美味しい販売
  • 糖度はあくまで栽培上での目安なので表示はしません。糖度、酸味、旨み等を総合的に判断して決めています。
  • レベル3以上は区別せず箱に入ります。
  • 同一品種を対象としているため、同じレベルでも「極早生みかん」と「早生みかん」では美味しさが違います。
  • あくまで当農園内の独自基準で、他産地や他の生産者との比較ではありません。

10月14日朝7:00販売開始です。

*それまでは「カートに入れる」ボタンが機能しませんのでご注意下さい。

10月17日より順次発送させていただきます。(11月中旬頃まで)
「極早生みかん」に関しましては十分な収穫量がありますので、販売期間内は余裕を持ってお求めいただけます。

青みの残る。

昨年から新たに「みえ紀南1号」という極早生品種がラインナップに加わっています。
「みえ紀南1号」は他の極早生品種より収穫時期が早くより高糖度、そして完熟前の果皮に青みの残っている状態が一番美味しいという特徴を持っています。
これにより販売当初の10月下旬までは果皮色の薄いものが入りますのでご了承下さい。

詳しい説明はこちらからご覧いただけますのでご確認下さい。

兎にも角にも2025年のみかんシーズンが始まります。
これから12月まで品種を変えながらみかんの収穫が続きます。
渾身の力を込めて作ったみかんを厳選してお届けしますので、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

みかん買って下さい。m(_ _)m

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