2015年6月3日(水)
しばらく降っていなかった雨に濡れて、薄緑の新葉が一気に濃くなるのが分かるくらい活気づいています。
天気の週間予報では晴れマークが少なかったので、そろそろかと思っていたら近畿地方いきなりの梅雨入り宣言。
そんな新葉に、いつもなら5月中旬に多発するはずのアブラムシがみられず、「ひょっとすると今年はアブラムシがいない?」と思っていたのですが、もちろんそんなことがあるはずもなく2週間遅れでやって来ました。石拾いの合間を縫って梅雨入り前ギリギリの防除です。
アブラムシは緑化する前の柔らかい新芽を食害してその後の生長を止めてしまったり、他の病気の媒介役になったりするので、新芽を多く必要とする樹には必須の防除です。新葉の少ない着果樹への被害はほとんど気にならないので、苗木と遊休区にのみ殺虫剤を散布。
そして石拾いも終わり次の工程に入ります。
マルチシートの展張の前に潅水用のパイプの点検です。
北東農園の潅水用の点滴パイプは手作りのため、使うたびにそこかしこで補修が必要です。破損個所を見つけては切ったり貼ったり継ぎ足したりを繰り返して水漏れを止めていきます。
既製品に替えるだけで数日間の時間ロスがなくなるのになあ、と思いながらも先日の石拾いに続き地べたを這いつくばっております。