2016年1月3日(日)
新年明けましておめでとうございます。
旧年中お世話になった方々全てに感謝を申し上げ、更に今年のご健康とご繁栄をお祈り申し上げます。
今年もよろしくお願いいたします。
私もかれこれミカン栽培に携わって早12年・・・13年・・・14ねん・・・・・だいたいそれくらいのキャリアになってきていますが、百姓の世界では10年20年なんてまだまだ小童扱いでございまして、周りの人からは未だに「兄ちゃん!」としか呼ばれていない若輩者でございます。
天候に悩まされ自然に翻弄されながらの仕事ですが、少しづつ積み重ねた経験の中から有効な手段を探しだして、作物の生育や味や虫や雑草などとのバランスを上手に取っていくことが農業なのだろうな。
みかんが発しているメッセージを間違って解釈したり、既成概念と固定観念にとらわれて都合の良い結果だけを求めてねじ伏せるような栽培をしてしまっていたのではないか。
そんなふうに思えるような出来事がいくつか重なった2015年のみかん作りでした。
枝葉の先っちょだけを見て判断するのではなく、もっと広い目で樹を見て葉の色を見、みかんの声をもっと聞くべきです。答えはみかんがきっと知っています。
私にはもっと経験が必要です。とりあえずあと100年位あればなんとかなると思います。
そうなれば時間はあまり多く残されていません。
急がねばなりません。
早速仕事は明日からやりますっ!!