花にもそれぞれ名前がある理由。

花にもそれぞれ名前がある理由。

2016年5月15日(日)


みかんの花が散ると、しばらくは畑は緑一色です。そうなると、ここに載せる写真(↑アイキャッチ画像といいます。)に華やぎと言うか、色彩の豊かさに事欠くわけで、道端の花なんぞ撮ってみたりします。

よく見かける黄色い花です。

花についてはさほど、というかまったく興味外の事なので名前が分からないけど、ブログに載せるんやから名前くらいは知ったかぶりしておこう、ということでググッてみました。

5月に咲く道端の黄色い花。

↑これで検索しても答えが出るのが素晴らしい。

オオキンケイギク(大金鶏菊、学名:Coreopsis lanceolata)はキク科の植物の一種で、黄色い花を咲かせる。北アメリカ原産の宿根草で、日本ではワイルドフラワーに利用されていたが、外来種として野外に定着して問題となり、現在は栽培が禁止されている。

「オオキンケイギク」wikipediaより

道端の法面に、きれいに植えてる感じが溢れてます。

3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金だそうです。

あかんやつやん・・・

こんな形の細い茎してて、しゅっと伸びた先っちょにパア~と咲く丸い花(表現が稚拙ですみません。)は、ぜんぶコスモスやと思てた。

こいつらは悪いやつで、このまま放っておくと、心優しき野の花はみんな駆逐されてしまうんやあ。

黄色一色の世界は、この世の終わりの始まりの色なのだあ!

焼き払ってしまうのが正義なのだあ!

いや、全部掘り起こすほうが確実か!!

「ユンボを持てー!!」

「隊長、うちにはユンボがありませ~ん!!」

「うっひょ~!!!]

 

 

いや、待てよ。 ひょっとするとこの花を植えたのは、そのことを知らない心優しきご老人かもしれん。

ここはひとつ、穏便にご忠告をさせていただくことから始めたほうが良いかも。

まずはご老人(なぜか老人と決め付けております。)に対して説得力のある話をすべく、もう一度内容を精査し改めてご報告をさせていただこうと思い、再びググッてみました。

オオキンケイギクとホソバハルシャギクの見分け方。

だって。

「ホソバハルシャギク」キク科ハルシャギク属の一年草。空き地や道端などに生える雑草。特定外来生物指定のオオキンケイギクとは、専門家でも判別が難しいほど酷似。

おっとどっこい。(古っ)

そもそも自分で作っているみかんの種類すら見間違うってえのに、専門家でも分からないものが私に分かるはずなし。

というわけで、上げた拳を静かに下ろし、

「ああ、やはり道端に咲け黄色い野の花よお~♪」

とか歌って済ませることにしました。

枝葉の先っちょだけ見て物事を考えてはいけないのだと反省しつつ、

なんだか朝の5時半からどっと疲れてしまったのでありました。

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