2016年9月20日(火)
9月に入ってからぐずついた天気が続いてはいるのだけれど、一日中降っているというほどでもなくて
「今日は休んじゃおっかな~
でも、今は降ってないしな~、明日もたぶん雨やしな~、今日仕事して明日休んじゃおっかな~ 」みたいなことを毎日考えながらやっぱり毎日畑に出て仕事してたのですが、今回近づいている台風は直撃っぽくて、あまり呑気な感じでもなさそうです。風の対策をしておかなければ。
開店準備。
みかんが色付いてくるにしたがって、ボチボチと販売準備も進めているのです。サイトのShopページを作ったり、DMを作ったりしているのです。普段あまり使っていないせいで、脳ミソの一部分が加熱してくるのが感じられます。
まあ開店準備とは言っても、取扱商品はみかんが一品だけですけど。
えべっさん(恵比寿様)の魚屋さんとおんなじです。
えべっさんの魚屋さんは鯛だけですが、北東農園はみかんだけです。
えべっさんの魚屋さん、以前は鯛が一尾売れたら閉店でしたが、今は鯛だけじゃなくビールも売っているみたいです。
北東農園はみかん一種類ですが15tほどあって、これをどうやって売り切るかが大きな問題なのです。
JAや市場に出荷して済む時代でもないので、農家も何かと考えなくてはならないのです。
このヒット(あたり)は以前の記事「美味しいの言い方」とかにも繋がっていますが、顔の見えない方々に食べ物の魅力を伝え、売っていくのはとても難しいのですね。
特にインターネットなどの通販の場合、「試食」という直接的手段が使えないので、言葉と写真でなんとかしなければいけません。
なんとかしなければとはいっても、本人の薄っぺらいボキャブラリーは見るからに歴然。そして使い始めて数年経ち、いろんな所が禿げかけて(禁句!)充電もままならない画素数の低いスマホ写真でなんとかしようっていう時点で、すでに仕事としてのクオリティーに疑問があるわけですが、今の私にはこれしかないのでこのまま行くしかないのです。
プレゼンテーション資料の作成。
当然、お客さんに「買ってみようかな」と思わせたい。そのためにはキャッチーなコピーが必要です。
まずは「美味しい」「こだわりの」「愛情込めた」「安心で安全」「買ってうれしい」「食べて幸せ」など、思いつくままに列挙していきます。そうするとなんとなくネットショッピングのなんとかいちばみたいなものが出来上がります。笑
それで良いのならそのままなんとか市場で売ればよいのですが、個性を出したければオリジナルなエモーションが必要です。
ということで不必要なものや曖昧な言葉、ポリシーにそぐわないものなどを削除していきます。
美味しい=それが伝わりゃ世話はない。
こだわりの=そもそもの意味が不明。
愛情込めた=私の愛情なんか誰が欲しがる?
安心で安全=なにを根拠に?
買ってうれしい=オマケを付けるの?
食べて幸せ=人それぞれじゃい!
白紙に戻りました。
開店までの時間が刻々と迫って来ます。
台風も迫ってきています。
困ったニャー (;´ρ`)