2017年9月28日(木)
スーパや果物店などで緑色した「極早生みかん」を見かけるようになりました。
そうです!とうとう今年もみかんシーズンが始まったのです。北東農園でも数カ月ぶりの収入が得られる待望の季節がやってきました。
四季折々にいろんな旬の食べ物が出回るということが、日本の食文化が多彩で奥深い理由の一つとなっていますが、秋は食べ物が特に美味しいと感じる季節です。
昨今では栽培方法や輸送の発達によって旬の色が薄れてはいますが、それでも日常の中で「旬をいただく」ということは大きな楽しみの一つです。
今の時期のみかんは収穫が一番早い「極早生みかん」という系統で、そのなかでも「早採り」や「青切り」などと呼ばれる果皮が緑色したものが売られています。
いわゆる「旬の先取り」という位置づけのみかんなのですね。
甘酸っぱくてジューシーな青切りみかんは運動会のお弁当には欠かせないアイテムの一つであり、そこはかと漂う金木犀の香りとともに懐かしい記憶を呼び起こす人も多いのではないでしょうか。
ただ、最近は春に運動会が行われたり、金木犀といえばトイレの香りだったりするのだそうで 笑
まあ確かに金木犀はトイレの香りでもあるし(まことに金木犀に失礼な話だ。)、最近は秋が運動会シーズンいう訳でもなくなっていて、いろんなところで旬の意味が薄れてきているのだなあ。