2022-12-03
師走に足を踏み入れた瞬間に今までの暖かさを北風で吹き飛ばして正しく冬将軍の到着です。
上着はまだタンスの中なので合羽を着てしのいでおります。
「ゆら早生みかん」につきまして。
SNSやメールでお知らせしました通り、今年の「ゆら早生みかん」の販売を中止させて頂くこととなりました。
原因としては先日までの高い気温に加え、雨が降ったことによる果皮障害が多発したため、販売基準に達するものがほとんど無い状況となってしまい、急遽販売中止の判断をいたしました。
楽しみにお待ち頂いていた方々には大変申し訳なく、謹んでお詫びを申し上げます。
かろうじて被害を免れた「極小3Sみかん」につきましても早々に売り切れとなってしまい、お叱りに近い問い合わせを頂くなどして凹むことしきりです。
兎にも角にも上手に作れるようになることと生産量を上げることしか解決の道はないので、来作に向けての取り組みをしっかり行っていくのだと決意を新たにしております。
少しづつ植えている苗木が来年から初成りを迎えます。一気に収穫量が増えるわけではないですが、数年後には「極早生みかん」に続く販売の柱になっていく予定ですので、どうかそれまで気長にお付き合いいただけますとありがたく思います。
それまでは今回のように(そういえば昨年も一昨年も)ご不満とご心配をおかけし続けると思いますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
「田口早生みかん」と「尾崎中生みかん」。
残すあと2品種の「田口早生」と「尾崎中生」につきましても、(栽培量が「ゆら早生」よりもさらに少ないためこれまでもほとんど販売はしてこなかった品種ですが、)やはり果皮障害が発生していてます。
このまま行くと全量廃棄の憂き目にあいそうですが、あくまでも直接販売を目的として栽培していますので、障害が出る前に採ることはしないでいます。
結果を基にして改善策を練ることが重要と考えていますから、畑の土に戻します。
壊れかけの洗濯機やお正月の餅代などが頭をよぎりますが、来作のための廃棄です。
決してフードロスではありませんので、ご了解いただきたいと思うのです。笑