2016年9月14日(水)
秋霖とかすすき梅雨とか情緒の感じられる言い回しとは裏腹に、たて続けにやって来る台風がうっとおしいったらありゃしない今日このごろです。
ただ、この地方に限っていえば、台風銀座と言われるわりには直撃だけは免れていて、みかんへの被害もなくここまで来ている状況です。
「雨は少なく、日差しは多く」が、美味しいみかんを作る大事な要素なんだけど、ここ数年は9月入ってから雨の続く日が特に長くなっているように思います。
そのことを踏まえて今年はいつもより厳しく栽培管理をしてきたおかげで、今のところは自信を持って提供できる内容になってきています。(夏場の暑さ厳しい時期には、樹が枯れるんじゃないかとヒヤヒヤしましたけど。)
現在の作業といえは、8月下旬より続いている枝吊りをしながらの摘果作業です。美味しそうなものは口の中です。
中秋の名月。
明日15日は中秋の名月。まさに十五夜です。だというのにお月見に使うお供え用のススキの穂が、開くどころか葉っぱしかない状態です。
これも長雨と同様、気温の高さから来るものなのだろうなあ。
この日は玄関先にススキや萩を飾り、お団子やお芋さんと共にお菓子を置いておきます。それを近所の子供達が「たばらしてえ~
」の声とともに持って行くという行事が昔から行われていて、子供達にとっては一大イベントとなっています。。普段は日が暮れると暗く虫の声だけが聞こえる田舎の景色が、この日だけは賑やかに活気に満ちます。
ただ、主役は夜空に輝く満月です。雨が降ると中止となってしまうので、子供達は気をもんでおります。