2018-04-25
日に日にみかんの花が大きくなり畑全体が甘い香りに包まれてきました。
収穫時期が10月から翌4月まで幅広い品種があるわりに開花の時期がほぼ一緒というのは不思議です。
そんな花に埋もれるようにして剪定作業を推し進めております。
剪定の手法。
みかんの剪定にも流行りというものがあって、剪定講習会というものに参加したり、人から教えてもらったりして常に学んでいく必要があるのですね。
「流行り」というとなんだか語弊がありますが、「目的に合った」とか「畑に合った」自分なりの剪定を見つけていくということです。
「自分の剪定」を考えながら毎年あれやこれやと試しつつ枝を切っていくわけだけれど、長々と一本の樹に向かい合ってると枝が無くなってしまう恐れがあるので、ソコソコで切り上げて次の樹に移っていく必要があります。
いわゆるこれを「切り上げ剪定」といいます。
ウソです。違います。
そして怒られる。
場所によってはみかん剪定のついでに防風垣の剪定も行っていきます。
こちらはあまり深く考えずにジャマになった枝を切っていきますが、杉や雑木は放っておくとすぐに大木化してしまうのでなかなか面倒。実際近所に迷惑をかけるほど大きくなってしまった木もあるのだけれど独りでは手に負えない、どうしよう。
そんななか少しづつでもやってかないとな。と思いながら足場の不安定な脚立の一番上に立って、小さなみかん剪定用のノコギリで杉の木をギコギコやっておったわけです。
*杉アレルギーの方には申し訳ないような画像が出ます。 m(_ _)m
すると突然、
ばふっ!!
?
ギコギコギコ
ばふっ!!
??
今まであまり聞いたことのない音が。 周りを見回しても異変はなく、
ギコギコ
ばふっ!!
頭や胸やお尻に手を当ててみたけれど、自分の中で何かが壊れた様子はない。
今度はゆっくりとギーコギーコ・・・
ばさーっ!!!
!?
ごめんなさいと5回ほど謝って垣根の剪定は終了でーす。