2018-07-13
いつもより早い梅雨入と明け、そして異常な雨の降り方なんかを見ていると、気候がだんだん暴力的になってきているような気がします。被災された地域の方々へのお見舞いと早い復興を願うばかりです。
こちらは幸い(本当に偶然でしかないのだ)なことに、さほど多くの雨も降ることなく梅雨明けを迎えました。
梅雨の合間に行ってきた極早生みかんへのマルチシートの設置も終わり、夏本番とともにみかんにとって重要な時期に入っていきます。
みかんの生長期。
みかんの花が咲いてから約2ヶ月経ち、その間、陽射しと雨の恩恵を受けながら果実はスクスクと生長を続けているのですが、なぜか今年は初期成長が旺盛で、例年より少しサイズが大きめとなっています。他の所も同じ状況みたいなので、栽培管理の仕方というよりは天候など他の理由が関係しているものと思われます。
あからさまな理由がない場合、だいたいはお天道さんのせいにします。。笑
これからの夏場のストレス負荷の掛け方によってもサイズが変わってくるので、慎重に様子を見ながら管理を続けていきます。
ちなみに現在の様子は
極早生みかん(日南1号):直径約35mmくらい。
樹勢によりばらつきはあるけれど昨年より平均2-3mm大きい感じ。
果汁が出始めたところなので仕上がりの味についてはまったく予測不可能。
不知火(しらぬい):直径約45mmくらい。
昨年より数倍の着果量にもかかわらずサイズも大きめ。
今年の不知火を見るたび早くもお祭り気分が高まっていますが、時期尚早なのは明らか。
こんな時は往々にして足元をすくわれることになるので気持ちを諌めるのに必死。
ブラッドオレンジ(モロ):直径約35mmくらい。
外観に特徴のある品種ですが、今のところ個性は感じられず、ブラッドが滲み出てくるのは冬になってから。
今のところは普通のオレンジと見分けがつきません。
みかんにとって夏場の水分が味に大きな影響を与えます。萎れ過ぎないように、かといって与え過ぎないように細心の注意を払いつつ、緊張と緩和を繰り返しながらが成長を見守っていきます。
私の場合、黄金色の泡立つ緩和に頼り過ぎのきらいがあるため、特に慎重になる必要があります。
けたたましいクマゼミの声が暑さを増幅させてくれておりますが、それに負けないように頑張っていきたいと思うのです。