2020-12-10
さてさて温州みかんも残すところあと2品種となりまして、収穫を待つ間にマルチシートの片付けを急いでやっておきます。
マルチシート片付け手順(過去画像使用)
まずはこびりついた腐れみかんや落ち葉などを洗い流します。
シートの両端は風で飛ばないようにパイプに取り付けてあり、ビニールシートで隣のシートと接続しています。
パッカーという留め具を片側だけ取り外します。(10aあたり約1000個w)
レンチを使って株元に巻いていきます。
くるくる・・・
まだみかんが成っていますが気にしないで下さい。
くるくるくるくる。
最後に連結用のビニールでくるんで縛っておしまいです。
この作業は10aあたり3日を要し、すべて終わるのに10日ほど掛かります。
面倒くさい作業ですが、これから1年半この場で放置されることになるので、少しでも長持ちさせるために丁寧にやっておきます。
全部回収して倉庫に保管すれば良いのだけれど、保管場所がないのと、次回の展張に時間が掛かり過ぎるということで、これが現在の最良の方法となっています。
でも一人でやるにはこれが限界ですわ。
しかも隔年結実で作っているからこそ出来るんだよなぁ。
連年結実だったら2倍の量と時間が掛かるし、しかも耐用年数が半分になることを思うと隔年で作っている意義は大きいのだ。
半年ぶりに陽にさらされる土は、押しつぶされたようにペッチャンコで固くなっています。
根っこが吸い上げた養分を補充して、虫や微生物の力を借りながら、再来年また美味しいみかんが出来るように、約1年半掛けてじっくりと土を整えていきます。
バタバタと走り回っている間に12月も中旬です。ドンドン切羽詰まって力み感が増してきますが、あと数日で開き直ってだらけるのが恒例となっているので、それまでの辛抱です。それでもなんとかならなかった試しがないので大丈夫です!!