2017年5月1日(月)
三重県熊野地方はゴールデンウィークに入って初夏を思わせる天気が続いています。
観光や帰省であろう道行く車の数も増え、普段は静かな田舎町も少し活気を帯びています。
国道から離れた畑脇の車がすれ違うのもままならない細い道を、迷ったのであろうアメリカンなバイクが数十台、けたたましい音で通り過ぎていきました。
そんななかでも植物や生き物は、暦の赤い数字など関係なく日々変化していき、農家はそれに対応する仕事を日々行っていきます。
そのおかげで曜日の感覚が失われ気味になってしまうのだけれど、しかしカレンダーというのは栽培の仕事には関係なくても出荷業務には大いに関係があるわけで、うっかりもう少しでシーズン最後の出荷が連休明けに持ち越してしまうところでした。
シーズン終了。
今シーズンは「はるか」の出荷で終わりました。
この「はるか」という品種、その年によって美味しいときとそうでないときの差が激しく、どちらかというと今年はそうでない方だったので、直接販売は見合わせて全量を市場へ出荷となりました。
せっかくお問い合わせをいただきながら、それをお断りするのは心苦しく申し訳く思うのですが、販売基準に達しないものは販売しないという決まり事は守らせていただくのであります。
「来年がんばります。」
とは言っても
「天気次第です。」
というのが本音です。
「でもがんばります。」
ということで倉庫の片付けをして今シーズンの終わりを実感しております。
明日からまた剪定(まだ終わっていない笑)を進めつつ、草取りやら葉面散布やらの作業をこなしていく予定です。