みかんの生育状況-2019年8月。

みかんの生育状況-2019年8月。

2019-08-01


梅雨が開けてからまだ数日だというのに早くもバテバテです。
夏バテというよりは、急に暑くなったせいで身体がついていってないといったほうが正確でしょうか。 やたらと休憩が多くて仕事がぜんぜん進まないのだけれど、とにかく体が慣れるまでは無理せずいきたいと思うのです。

みかんの方はといえば、昨年より3週間も長く梅雨に当たっていたおかげでまだまだ元気いっぱいです。昨年はすでに水やりを開始していたことを思えば、随分と水分ストレスが掛かるのが遅いけれど、まだまだ時間はあるのでこれからの水管理が正念場です。

現在の生育状況。

みかんの生育状況-2019年8月。

極早生みかん(日南1号):横経約40mmくらい

昨年より2-3mm大きめで糖度は1-2度低い。雨が多く日照が少なかったので当然といえば当然なのですが、昨年は梅雨の雨が相対的に少なく、早くから糖度が上がっていたことを思えば平年並みの数字は逆に良好と言えるかも。
葉は色濃く実のしなびもまだ見られないので、ここからガッツリとストレスを掛けていきます。
ちなみに実や葉っぱに見られる白い斑点は1週間ほど前に散布した殺菌剤です。

ブラッドオレンジ(モロ):横経約40mmくらい

コチラは昨年より少し小さめ。雨の量と果実の肥大は温州みかんほど密接ではないのかも。オレンジの系統なので果皮が分厚く、硬式の野球ボールくらいの固さがあり、今のところブラッド感は全然なし。
収穫が来春なので現時点での糖度は測っておりません。

不知火

不知火:横経約40-50mmくらい

この不知火も昨年に比べると少し小さめで当農園内での平年並みといった感じ。ということは一般的にはかなり小さいということになります。
原因は前作の成り疲れによる樹勢回復が遅れたせいであろうと思われるので、夏場の水管理と摘果で少しでも肥大を進めていければ。

やっと夏が来たと思ったらもう8月。このまま短い夏で終わるのかどうか。出遅れた分を一気に挽回するという都合の良いことは起こり得ないのが自然。常に観察を怠らず慎重かつ丁寧な管理を続けていきたいと思います。

しかし都合のよろしくない雑草だけは元気にボーボーと伸び放題なのが実に腹立たしい。w


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