日南の姫

2019-09-18


昼間の陽射しはまだまだ強いとはいえ、朝晩の涼しさが着実に秋がそこまでやって来ているのだと感じさせてくれます。

みかんにとって秋口の昼夜の気温差は大事な要素で、晴天が続くと日に日に色づきが進んでいるのが見て取れます。

上の写真は「日南の姫(ひなのひめ)」という品種で、おそらく極早生品種の中でも最も早く着色する品種だと思います。

写真だけ見るとかなり色づきが進んでいて、もはや収穫間近のようにも見えますが、公開される写真のほとんどは「一番キレイに写った写真」というのが世の常で(笑)、

大半はまだこんな感じ。

全体的に見ればまだ着色が進んでいない樹も多くて、そんな樹は果皮がゴツゴツしていて食味も伴っていないのですね。
着色を待っている間に浮皮になって味ボケするのが必至なので、早急に収穫するほうが良いのは分かっていてもハサミを持つ気になれない。(*浮皮というのは果皮だけが生長を続け、風船のようにブクブクと膨れてしまう現象。)
毎年多くの廃棄(ウチでは土に返すと言います。)を出す厄介な品種です。

あれこれ策を打ってはいるものの改善がなかなか進んでいかないし、とにかく品質がばらついているから収穫しづらくって仕方がない。

いっそのこと植え替える方が得策なのだけれど、9月中に完全着色するのはこの品種だけなのでなんとかモノにならないかなあ。

とか言いつつ3年前にも同じ内容の記事を上げているあたりほとんど進歩していないようで、やっぱり植え替えたほうが良いのかしらん。。