おいしさの見分け方

美味しさの見分け方

2020-09-18

直売所やスーパーで露地物みかんが並び始めましたね。

秋が来たー!という感じですが、私はスーパーでみかんを買ったことはありません。
当たり前っちゃあ当たり前なのだけど、本当は競合他社のリサーチは行うべきなんだろうなとは思いつつも、なかなか購買に踏み切れないのだねぇ。

もし買ってそれが美味しくなかったら損やん?(その時点でリサーチになってない)ビールと柿の種の方が絶対美味しいやん?逆にウチのより美味しかったら凹むやん?

つまり仕事への取り組みが甘いと。。

しかし、みかんもそうだけど、

美味しい果物を見分けるのってムズくない??

工場が作る加工食品、例えばポテチやラーメンや冷凍食品(あまりいいもの食ってない感)だといつ食べても同じ味だし、生モノでも魚や野菜に関しては味覚よりは鮮度が優先されるので、ちょっとしたコツをつかめば割と見分けはしやすいと思う。
飲食店だと「店の評判」という参考を参照しながら、初めて入る店のドキドキ感も含めて楽しみの一つだし、一度行けば評価は決まる。

さてこれが果物となると急に難易度が上がります。スタート1.56秒で時速180kmに達してから急上昇する富士急ハイランドのドドンパくらい上がります。(乗ったことはないです。)

日本人は果物をあまり食べないと言われていますが(比較的気候の安定している欧米の果物は味が安定していると言われています。)、基本的に果物は天候によって味が大きく変わるもので、美味しいと不味いの違いを見た目で区別するのが難しいものです。

「美味しくなかったらどうしよう。」

それが購買をためらわせる要因の一つであるのは間違いないと思う。

私はみかんが本業だけど、スーパーのみかん売り場で「どれが美味しいですか?」と聞かれたら「分かりません。」とキッパリ答えます。

自分の作ったものであれば分かるけど、他人のは分からないのです。

マズそうなのはなんとなく分かりますが。。

みかんでこれだからリンゴやブドウに至っては言わずもがなです。

美味しいみかんの見分け方。

美味しいみかんの見分け方としては「扁平な形をしていて、小さくて、果皮が薄く色が濃く、ヘタの切り口が細いのが良い。」とされていますが、これは「晩生みかん」(冬場に食べるじょうのう(中の小袋)が固く大きめの品種)の一般的な見分け方であって、みかん全般でいうと

  1. 扁平な形をしている→丸くて美味しい品種もある。
  2. 小さい方が美味しい→そうとも限らない。
  3. 果皮が薄く色が濃い→果皮の凸凹した「菊みかん」は美味しいし、そもそも品種によって果皮色に差がある。
  4. ヘタの切り口が細い→日陰で育った貧弱なみかんもヘタは細いが味は良くない。

結局一概には言えないという身も蓋もない結論に至りました。

個々の生産者にとっては、見た目で区別がつかないどこの誰が作ったのかも分からない「ウチの美味しいみかん」をどうアピールするのか?というのが大きな課題となっているわけです。

その答えとして「北東のみかんにハズレなし」を実現して周知を広めるしかないなあと思っているのだけど、これがなかなか難しい、、

とりあえず異常気象や未熟な技術に翻弄されながらも、苦い努力を重ねた結果があと少しで示されます。

人生は苦いがみかんは甘い。

決まった!(決まってない)

収穫まであと2週間くらいです。どうぞよろしくおねがいしますm(__)m

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