2018年1月30日
剪定ばさみや携帯電話とともに必須アイテムとして畑に携行し、長年愛用してきたipod(shuffle 第4世代)の3号機がとうとう壊れた。
自然の中で風や鳥の音を聞きながらの農作業は、一見のんびりとして優雅ではあるのだけどやっぱり退屈なわけで。
ヘッドホンから流れる音楽時々落語は、いつ終わるとも知れない単純で重な労働の気を紛らわせ、親父様の口出しを聞こえないフリすることに貢献してくれるとってもありがたいものなのですね。
それがまず1ヶ月ほど前から停止/再生ボタンが効かなくなり、続いて音量調節が出来なくなり、そして最後はオールプレイのランダム再生一択。
そんな壊れかけたiの日々は、お互いを騙す気持ちなくてもすれ違い、あんなに大事にしてたのにドとミとソとラの音が出なくなった壊れたクラリネットのように、バラードの次に枝雀さんの出囃子が流れるのはかなり如何なものか状態であり、iはすでに壊れているといえるのである。
ちなみに初号機と2号機は、ともに買って1年後の夏に自分の汗に没して機能停止。
それを踏まえて3号機にはしっかりと対策を施しての2年間。
んでまあ、そろそろ寿命かなあと思ってたところでちょうどイヤホンコードが切れたことだし、これを機に4号機の導入手続きをと思ったら、まさかの生産終了でござる。
そしてアマゾーンの在庫はドーンと値上がりでござる。
ござるござるとハットリくん化しながら調べてみたら、どうやらスマートフォンが主流となった今、ipodの存在価値がなくなったというのが理由らしい。
まあ進化の早いカテゴリなので当然の流れっちゃあ流れではあるんだろうけど。
スマホとワイヤレスなイヤホンを組み合わせて使えば、コードを木の枝に引っかけて「あっ!」ってなる不便を解消でき、もっと簡単で便利に広がるミュージックライフを送ることが出来るのは間違いないのだろうけど。
でもね、多少の手間がかかっても、PCで自分好みのプレイリストを作って、それを有線でipodに移し替えるという作業は、ラジカセ使ってMyカセットテープを作っていたあの頃の感覚に似ていて結構楽しいのだよねえ。
というか本音は新しいモノの使い方を覚えるの面倒くさいって気持ちが8割ですが。
しかし、定価の2倍ほどに値上がりしている物を手に入れようとするほどの強い愛着があるわけでもないので、
というわけで
ワイヤレスイヤホン。
う~ん、めっさ便利~。
でも~
夕方までバッテリーが持たない~~。