2023-04-22
「はるか」に続き「レモネード」の収獲も行いました。
今までは2週間ほどずらした収獲だったので、倉庫に並んで置かれるということはなかったのですが、今年は同時収獲としてみました。
昨年の収獲日を確認してみると「はるか」が4月30日で「レモネード」が5月15日となっています。それと比べるとずいぶんと前倒しだなぁという印象ですが、実は思うところがあり、昨年の収獲が遅かったのです。
甘みの乗りがい今一つのような気がした「はるか」と、気温が高くなってから食べる「レモネード」の爽やかさは格別!ということで、できるだけ収獲を遅らせてみたわけですが、「はるか」は傷みが出てしまい「レモネード」は個体によって味ボケするという事態になって、酸味の少ない品種の収穫タイミングは難しいなぁと反省し今年に至りました。
で、今年は「はるか」の食味が早くから良かったのと(「はるか」のレポートは前回の記事「はるかの収獲。」にてご確認ください。)「レモネード」の収穫時期は「レモネード」に教えてもらえ!ということでこのタイミングとなりました。
長い前置きでした。。
かじれるレモン。
あまり聞き慣れない「レモネード」という品種。1980年代にニュージーランドで「レモン」と「マンダリンオレンジ」の掛け合わせで作られたとされています。ちなみに「マンダリンオレンジ」とは「温州みかん」のことです。
「レモン・レモネード」「スイートレモネード」「レモネード」などと呼ばれることもありますが、正式な品種登録がされていないこともあり、はたしてこれらが同一の品種なのかすら分からないという不思議なレモンです。
通常のレモンと比べると少し小さめで丸い形をしていて、大きいサイズのものは頑張れば手で剥けます。
レモンですが酸っぱくないのでそのまま食べられます。
味はレモンから酸味と苦味を取り除いたような感じで、一言でいうと昔(?)喫茶店で飲んだレモネードドリンクのお味です。懐かしい初恋の味です(笑)。
甘さはさほど感じませんが、シャキシャキした食感と爽やかな後味が、食べて気持ちいい柑橘です。そのまま食べても良いですが、サラダに和えたりヨーグルトに入れると風味が引き立って美味しいと思います。
今年の出来栄えは?
昨年の秋、道路脇の杉の大木が倒伏し、よりによってレモネードの樹を直撃するという泣くに泣けなくて笑えもしない出来事がありました。植栽本数10本足らずしかない内の数本が犠牲となってしまい、ただでさえ少ない収穫量が昨年の約半分となってしまいました。
- 収穫量はとても少ないです。
- 2.7kg箱のみの販売とさせていただきます。
- 「酸っぱくなくさほど甘いわけでもない」という例年通りのお味となっております。
- 収穫時期を早めたことでシャキシャキ食感をより楽しめます。
そんなことで今年も食味レベルは
食味レベル:3(昨年と同等)
お好きな方はお待ちかね、そうでない方にはあまりお勧めしないちょっと変わった柑橘ではありますが、ワタシ的には非常に好きな品種です。もしご興味があれば一度お試しくださいませ。
2品種詰め合わせ。
せっかくなので「はるか」と「レモネード」を組み合わせたお試しセットも販売することにしました。
個数が少ないので限定販売となりますが、もしどちらも食べたことがない方にお届けできればと思っています。
OnlineShopの開店を近日中に行いますので、よろしければチェックしてみてくださいませ。
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