2017年10月16日(月)
秋の長雨と言うけれど・・・
降り出してからすでに2日経っており、このまま行くとあと一週間は収穫できないということになります。
「このタイミングでそれはないわぁ~~(T_T) 」
と空を見上げて嘆いてみてもなにも始まらず。
雨が降ると収穫できない理由。
- みかんが直接水分を吸収して膨らんだ状態となります。
- 膨らんだみかんはデリケートで少しの衝撃で傷が付きます。
- 雨にはいろいろな雑菌も含まれていて、それが傷口から入り込み腐敗の原因となってしまいます。
- 特に完熟状態では果皮に元々備わっている防水機能(ワックス分)が減少していて余計に傷が入りやすくなっています。
- 糖度が下がり本来の味ではなくなっている。
- 私は雨に濡れるのが嫌い。
以上のような理由から北東農園では雨後に完全にみかんが乾いてからの収穫を原則としています。
収穫直前に腐敗予防剤(殺菌剤)を使用する方法もあるのだけれど、気温のまだ高い時期に完熟状態のみかんへ使用してもたいして効果が上がらないのですね。
しかし収穫期間の短い「極早生みかん」で長雨に遭うと気分がヘコみます。
みかんは持ち堪えてくれるのか!
味ボケしないのかっ!!
収穫は間に合うのかっ!!!
雨音に混じってヒヨドリの声が畑にこだましております。
私のハートは雨の中の綿菓子のように溶けていきますぅ~~~