シーズン最後のみかん。

2017-12-15尾崎

2017年12月16日(土)


三重県熊野地方でもここ数日は寒い日が続いていて、夕方になってくると足先から感覚が失われてきます。

畑を彩っていたみかん色はいよいよ寂しくなり、残り物に預かろうとヒヨドリたちの鳴き声がけたたましさを増してきてます。

北東農園のみかんシーズンも終わりに近づき、残すは「尾崎中生」と「いしじ中生」の2種類を残すのみとなりました。

そのうち「いしじ中生」につきましては「完全露地栽培」ということで、個体による味のばらつきが大きく食味レベルに達していないため、直接販売はせずに市場出荷です。

尾崎中生みかんにつきまして。

そして昨年、栽培開始から約10年かかってやっと初売りを果たした「尾崎中生」につきましては、もともと収穫量が少ないせいもあるのですが、このブログで紹介する前に当サイトの「メールでお知らせ」に登録して頂いた方々からの注文でほぼ完売状態となってしまいました。

残り数箱の在庫でございますが、よろしければご注文お待ちしております。
当OnlineShop 以外からのご注文の場合、お手数ですが、まずは在庫確認のご連絡を戴けますようお願いいたします。

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唐突ですが。

これにて10月の「極早生みかん」から始まった北東農園の温州みかんが終了です。

改めてお買い上げ頂いた方々に感謝を申し上げます。

成果と課題が半分ずつで、これからの道筋が少し見えたような気がするのは毎度のことです。

果たして進歩しているのかどうか良く分からないけれど、次作への期待が失われていない間は大丈夫なのだろうと思います。

あとはお天道さん次第です。

とにかく早生みかん以降の増産と秀品率の向上が目下最大の課題となっているのですが、なにせ育成に時間のかかる柑橘栽培です。計画通りに行けばあと10年ほどで安定供給が出来ると思います。それまでどうか気長にお待ち頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。