2018年4月10日
2月初旬に始まった剪定作業がいまだ続いているなか、若い枝の節々から新しい芽が顔を覗かせてきました。
収穫が終わった後の暗い沈んだ色合いが薄緑に彩りされて、畑全体が少し若返ったような生命感に包まれています。
品種や樹勢によってさまざまですが、早いものだと3cmくらいになっていて、雨が降ったり気温の高かった翌日はグンと伸びていています。
新芽はまだ柔らかくて触るとポロッと落ちてしまうほど貧弱ですが、その先には小さな白い蕾も見えてきました。
その花はあと3週間もすると甘い香りを放ちながら満開を迎え、やがてみかんの実へと姿を変えていきます。
その花の数で半年先の収穫を占うことができるため、いよいよこれから今年の本格的な手入れが始まる実感が湧いてくるのです。