ところで他の品種の生育状況は。

2014-08-19

2014年12月6日(土)

寒いです。

南国なりの寒さですが、こんな早い時期から暖房のお世話になることなんて、あまりないことです。
温帯植物の柑橘にとってもあまり良いことではなく、急激な寒さが落葉を招いています。

2014-12-06

柑橘は常葉なのですが、通常葉は2.3年単位で役目を終え、黄化して新葉と入れ替わるように落ちていきます。しかしここに落ちているのは今年出た新葉で、若々しく緑も濃いままで落ちてしまっています。

寒さから身を守る手段なのですが、葉のなくなった枝は枯れてしまうか、たとえ着果しても品質の上がらないものも多くできます。そのような枝は剪定に切り落とすことになり、その分だけ収穫量が減ってしまいます。

ただ、今のところ中晩柑への影響はなく、樹勢の弱い極早生みかんにのみ起こっている現象だし、そもそも極早生は隔年生産なので、休ませていた樹には昨年多過ぎるくらいの新芽、新葉が出ているのと、生産直後の樹に関しては、剪定で枝葉を大きく切り落とすことになるので、さほど大きな被害にはならないと思います。

ところで他の品種の生育状況はというと。

2.14.12.2不知火2

「不知火」もすっかり緑色が抜けて黄色くなっています。
今は糖度上昇の真っ最中です。温州みかんと違い夏場は雨が多いほど肥大が進み、秋から冬にかけて雨が少ないと甘みが増します。

酸味はもう少しでピークを迎え、糖分と交差するようにゆっくりと下がり始めます。
収穫まであと4ヵ月ほどあり、オレンジ色に変化をしつつ、熟成期に入っていきます。

寒さと鳥害対策のために果実1つ1つに袋を被せていく時期でもありますが、糖度と着色のためには出来るだけ日光に当てておきたいので、袋掛け作業はもう少ししてからです。

2014-11-11タロッコ

これはブラッドオレンジの「タロッコ」です。
上の不知火と少し違い、レモンのような薄い黄色です。

ブラッドオレンジ特有の赤色はまだ全然見えません。
この品種も収穫まで4.5ヵ月あり、赤い色が出てくるまであと1ヵ月ほどかかります。
そして冬場に乾燥した日が続けば、赤味はより強くなります。

ちなみに中身はというと

2014-12-05 モロ

こちらは同じブラッドオレンジですが、「タロッコ」より少し収穫の早い「モロ」です。
ほんのり赤味が出てきています。すでに香りはブラッドオレンジのそのもので、切ったとたんに爽やかな香りが広がります。
食べてみましたが超酸っぱくてのけ反ります。