2014年12月25日(木)
少し寒さが和らいでますが、そうでもないところが多いのかなあ。
年の瀬も押し迫ってくるほどに交通量が増えてきました。田舎者は渋滞に慣れていないので、市場への道のりが億劫で仕方がない。
温州ミカンが終了した後、何を運んでいるのかというと、
「早香」はやかと言います。
ポンカンと温州みかんの掛け合わせで、食べた感じはほとんどポンカンですが、けっこう大きめで男の人のこぶしくらいが標準サイズで、食べごたえがあります。そして酸味がほとんどなく、さっぱりとした味の柑橘です。
なぜか葉っぱを付けて出荷することになっています。時節柄、鏡餅の上に乗せるっぽいですが、なにせサイズがこぶしです。相当大きなお餅じゃないとバランスがとれない 笑。
でも、この大きさと、葉っぱ付きというのがみかん産地以外の方に好評のようで、年末の贈答として人気です。
北東農園でも毎年楽しみにしてくれているお客様や、市場からの要望があります。
その割にはあまり栽培量が増えたり、名前が知られていない理由は
着果量が少ない!
すぐにジャングルと化す樹勢の強い樹!!
年末ぎりぎりの完熟で、年明けに持ち越したものは相場が下がる!!!
枝で果皮に傷が付かないように丁寧な扱いが要求される!!!!
そしてなにより枝と葉っぱのおかげでサイズ選別が手作業!!!!!
以上の理由をもちまして早香の主産地のはずのこの地方でも、栽培面積は減るいっぽうでございます。
でも待ってくれている人がいる限り作るのは止められないんだよね♪
昨日で一巡し、収穫は小休止です。残りの分、着色を待ってから収穫を再開します。