絶賛落果中!なブラッドオレンジのこと。

 

2015年1月19日(月)

ブラッドオレンジに赤い色付きが出始めてきました。
写真はそのなかでもいちばん赤くなる「モロ」です。これから2-3月にかけてワイン色になってきますが、同時に直射日光が当たるところだけ黄色く退色してくるので、寒さ対策と鳥害も兼ねて袋を掛けておきます。

ただ、この時期は落果も多く、触るどころか強い風に吹かれただけでヘタから外れてぽろぽろと落ちてしまいます。
柑橘のヘタ(枝と果実を繋いでいるところ)が取れたものは商品価値がなくなります。収穫までまだ1ヶ月以上あるので酸味が強く食べられる状態ではないので、もったいないけれどそのまま廃棄処分です。

この後期落果、原因としてはある一時期、果実への養分供給が止まるために起こると思われ、その時期に養分を通してあげれば解決するのではないかと勝手に考えているのですが、その時期が分からず色々と試行錯誤中です。

落下防止に対応できる植物成長調整剤もあるのですが、これに頼ってしまうと、稙調剤を使わなければ栽培出来ないということになってしまうので、根本的な対応策を講じていきたいと思っているのです。

植物成長調整剤というのは、植物自らが持つ生長や成熟などの働きを司るホルモンや、それに似た動きをする農薬登録を受けた薬剤のことで、作物の生育をコントロールしたい場合に使用します。

この後期落果の場合は、養分供給の停滞期に生育を促進させる薬剤を与えることで、ふたたび回路が回りだす。というような働きをさせることが出来ます。

用法用量を守って使えば別段難しいものではないのですが、なんとなく施肥時期だとか根の健全化などで対応できるような気がしているので、とりあえずは施肥からのアプローチを試しているところです。上手くいけば稙調剤の費用と散布の手間がいらないというのが大事なのです。

結果がちゃんと出てくるまでは、うっかり野球ボールのように固い果実を踏んづけて、ひっくり返らないように気をつける必要があります。

中晩柑への袋掛けもブラッドオレンジを残すのみになったのでとりあえずここは親父に任せて、ブラッドオレンジを踏んづける心配のない極早生みかんの所へ行き(笑) 北東農園の核心「寒打ち作業」に入ります。