2015年4月6日(月)
昨年のリベンジを果たすべく、サングリアに今年もチャレンジです。
ブラッドオレンジを収穫するまで、この飲み物のことなどすっかり忘れていた小さなチャレンジではありますが。
それでも学習能力の高い私は「ちゃんとレシピを調べてから作れよ!」という昨年の声を覚えていました。もちろん言ったのは私です。
昨年の反省点としては
- 砂糖を入れ過ぎない。
- 自家製のキズ物を使うにしろ、タダだからといって果物を山盛りにしない。
- ワイン1本だと30分しかもたない。
ということで
少量のワインにハチミツを入れレンジで温めておくと甘いシロップになり、砂糖より味が深まる。
果物はレシピに沿った分量を守る。「種類は何でもよい」というレシピに書いてあっても、うちにあるすべての種類を放り込まない。ただし他社製ながらバナナは大好き。
「量が足りない」という最大の不安を解消するため、1本380円の昨年物より上を行く、2ℓ780円紙パック品を贅沢に全部投入。
これで昨年の課題はすべてクリアになったはずです。
体質的にハチミツを口にすると確実に吹き出物が出来るのを、あとで思い出したこと以外、問題の見つかりようがありません。
あと、器が大きすぎて冷蔵庫に入らないのもうっかりしていましたが、そっと陽の当たらない薄暗い床の上に置き、夜中それにけつまづいてひっくり返さないように御祈りをささげて万事完了です。
そして一晩寝かせればそこは地中海です。
グラスに注ぐときに使うのがたとえお玉であっても、このおしゃれ感が損なわれることはたぶんないと思います。
CinCinな最初の一杯~♪
ん?・・・
かすかにフルーツ臭のする水っぽいワイン・・・
ただ、量だけは十分過ぎ。
昨年の倍量を入れて1時間で飲み干す計算でしたが、30分ちょっとでギブアップです。
量ではなく時間で計算した意味がちょっと分かりません。
すべてが昨年と真逆な結果です。
このバランス感覚のなさがいかにもな感じですが、しかしこれで着地地点がはっきり見えました。2年分の経験値を足して2で割ればよいのです。成功手形を受け取ったも同然です。
翌日吹き出物に触らないようにしながら、飲み残しをお玉から直接ススる姿は、なかなかダンディだったはずです。