極早生マルチ準備完了です。

2015年6月26日(金)


隊長!戦闘態勢が整いましたっ!!

マルチを敷き初めて2週間、準備段階の石拾いからちょうど1ヵ月掛かって、今年生産分の極早生みかん35aすべて敷き終わりました。

この作業が終わるとホッと一息です。さあ夏よいつでも来い!という感じです。

雨が続いている今の段階では、土は水分をたっぷり含んでいて、さらに葉からも水分吸収するため一切ストレスの掛かっていない状態ですが、例年恒例となっている梅雨末期の大雨の影響を受けずに済むため、梅雨明け後のストレス状態が早く出始めます。
あとは潅水と摘果によってストレスの掛かりぐあいを調整しながら、10月の収穫時期に最上の味をめざします。

ストレスの掛かりぐあい。

この「ストレスの掛かりぐあい」というのが、みかんの味に大きく関わってきます。
「この品種は糖度が○○度で酸度が○%になると完成」というような基準があるわけではなく、生産者それぞれが目標値のようなものを決めて努力をしていきます。

JAや生産者組合のような「共選」といわれる団体出荷の場合、生産者全員が同じ品質のものを出荷するのが望ましく、

「糖度○○度をめざし、そして酸度が○%になったら収穫!それを毎年安定して生産出来るように生産者一丸となって剪定、摘果に努力して、みんなで産地を盛り上げていきましょう!!」

というかんじです。

ただ、各生産者の圃場条件や労働条件に差異があり、あまり目標値のハードルを上げ過ぎると品質のばらつきが大きくなるので、全員がクリアできる高さに設定する必要があります。

「ハードル低すぎてどこ飛んでええのか分からんわっ!!」(©Foot Goto)というような高等技術を持つ専業生産者には、光センサーを使った高級ブランドみかん箱への入口が用意されていて、それぞれの努力なりに報いがあるしくみになっています。

そんななか北東農園のように共選の枠から外れた個人生産者はどうしているのかというと、目標のハードル設定が自由なので一般基準的なことは気にすることなく、自分の作りたい品質に向かって自由な栽培手法を取ることが出来ます。

高跳びくらいの目標を立てておいて「跳べたぞ!やったあ~!(^^)!」なんて自己満足的に楽しむこともできます。

今回のマルチ時期が慣行より早いというのも独自の目標設定があるからで、これがストレスの掛かりぐあいにも係わってくるわけです。
目標設定の話は次回のエントリーでさせていただくとして、とりあえず今日は結構強い雨も降っていることだし、久しぶりに休みをいただきます。